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2023.04.12資材のサステナビリティ

サステナブルプロモーションツール紹介「紙製フック」

店頭販促では「軽い」「強度がある」「安価で大量生産ができる」という理由から、様々なプラスチックを用いて広告物を作成してまいりました。
弊社もPOPパーツメーカーですので数多くのプラスチックパーツを製造、販売しています。
しかし店頭販促においても脱プラは取り組むべき課題として注目されており、POPパーツの在り方も変わりつつあります。

そこで、今回は東具サステナブルプロモーションツールの中から『紙製フック』2種(ペーパーディスプレイフック・ペーパー吊りフック)をご紹介します。

今の時代に求められるもの

サステナブルへの関心は多くの企業様で高くなっているようで、弊社でも、お客様から『PETやPPなど樹脂を使用しない店頭ディスプレイを作りたい』や『今までプラスチックパーツを使用していたが全て紙製にしたい』などのご要望を多く頂いております。
社内で紙製品の設計も行っている東具では、パーツも紙製を使用する事で、様々な脱プラ店頭ディスプレイのご要望にもお応えしております。

《紙製パーツのポイント》

●すべて脱プラ仕様にする事が可能
●店頭ディスプレイを環境に配慮したFSC®︎認証紙などの紙製にする事で、SDGsに取り組んでいる企業姿勢を、販売店舗の方や買い物に来られたお客様に伝える事もできます。
●店頭での使用後に紙部分とプラスチック部分を分別し廃棄する必要がなく、全て古紙としてリサイクルに回す事ができます。分別の手間やゴミの削減につながります。
●パーツに印刷ができるため、イメージに合わせて色やデザインを入れる事も出来ます。

ペーパーディスプレイフック(特許取得製品)

紙の「強さ」と「しなやかさ」を活かし、上からの荷重に強いだけでなく、突発的な左右からの衝撃も軽減し、壊れにくい構造です。
既存型があるため安価に作成が可能です。
20mm、60mm、80mmがあります。そのほかのサイズをご希望の場合に関してもお気軽にご相談ください。(2023年3月現在)

ペーパー吊りフック

その都度、型を作成するため、ある程度サイズは自由があります。
3枚合紙でディスプレイ本体を作成する場合、図面のスキマに面付けし作成出来るため、追加で費用が発生しません。

東具では、紙製パーツについてもしっかり強度テストを行っておりますので、安心して使用して頂けます。

※ペーパーディスプレイフック…1フック:約600gの耐荷重
※ペーパー吊りフック…1フック:約1,000g(1kg)耐荷重

SDGsのゴール『14 海の豊かさを守ろう』 世界中で脱プラの意識が高まっています

そもそもプラスチックの環境問題とは?

プラスチックは石油を精製して作り出すナフサを原料としています。そのライフサイクル(石油の精製から製品になり、廃棄されるまで)の過程では温室効果ガスである二酸化炭素を大量に排出します。
また、自然分解されないため環境に負荷を与え、生態系に様々な悪影響を及ぼすと言われています。

特に近年では海洋プラスチック問題が取りざたされることが多いです。陸地できちんと廃棄されなかったプラスチックが海洋に流れ出し、海の動物や魚介類がそれらを食べてしまい、途中で詰まって窒息したり、飲み込み体内に蓄えたりしてしまいます。海洋に流れ出すプラスチックは、直径5mm以下のマイクロプラスチックなど目に見えない大きさのものもあります。プラスチックを体内に蓄えた魚などを人が食べて、間接的に、人もプラスチックを体内に蓄積してしまうと言われています。
2016年のダボス会議では、2050年までに海の魚の量よりもプラスチックの量の方が重量ベースで多くなるという試算が報告されました。

では、プラスチックをきちんと回収すれば、海洋プラスチック問題は起きないのでは?と思われるかもしれません。
2020年の環境省の資料では、日本では回収したプラスチックは2-3割がリサイクルされ、6割がサーマルリサイクル(プラスチックごみを燃やした熱でエネルギーを作る)、残りが通常の焼却や埋め立てで処理されます。
このうち、リサイクルされるプラスチックの一部は海外へ「リサイクル資源」として輸出されます。財務省の発表では2020年は82万1,000トンのプラスチックが輸出されました。この輸出されたプラスチックのすべてがリサイクル処理されれば問題はありませんが、一部は不法投棄や野積みで放置されたりします。それら地域で洪水などが起きた場合は、放置されたプラスチックごみが海洋へ流れだします。結果、日本のプラスチックごみが海洋へ流れ出すことになります。この他にもプラスチックごみ問題は、児童労働やダイオキシンなどの有害物質の発生など環境問題も起こしています。

つまり、海洋プラスチック問題など、これらプラスチックが抱える様々な問題が背景にあり、脱プラの意識が高まってきているのです。

プラスチックより紙の方がいいのか?

紙の原料は木材であるため、自然分解されるので、その面では環境への負荷が低くなります。また、日本の古紙回収率は約8割と高く、回収後はリサイクルし再生紙として活用されています。

一方で、紙を作るにはプラスチック以上にエネルギーや水を使うと言われています。その他、木材を原材料とするため、多くの木々が伐採され、深刻な森林環境問題につながっています。

しかし紙を作るために木を伐採した後、きちんと植林を行い管理すれば、また木が育ち、再度、それら育った木から紙を作ることができます。木を伐採して終わりではなく、きちんと森林を管理することで、持続的に木材を手に入れ紙を作ることができます。このように、環境に配慮した方法で作られた紙を選び使用することで、少しでも環境への負荷を低減することができます。

紙とプラスチックは使い分けが大切

SDGsの観点からみると、プラスチックにも紙にも負の面があり、何でもかんでも紙に置き換えればよいということではないのです。例えば、洗って何度も使えるものは、使い捨ての紙製品より、リユースができるプラスチック製品の方が結果的に環境に優しいということもあり、逆に何度も繰り返し使うものでない場合はリサイクル率が高い紙製品の方が環境に優しいということもます。


販促業界では、「全てを紙製に移行する」というお客様もいらっしゃいますが、「プラスチックパーツでなければ対応できない」というお客様もいらっしゃいます。しかし、全体的にはサステナブルな販促物を作り環境改善の取組みをしていきたいと思われる方が多くいらっしゃるように感じます。
弊社では、そのようなサステナブルな販促物を求められるお客様のため、これからも、紙製パーツの開発や、バイオマスプラスチックであるライスレジン製パーツの開発、リユース可能な販促製品の開発に取り組んでいきます。

東日本設計チーム 深見

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