こんにちは。東京営業の柴田です。
私たちの業界特有の、用語の意味について解説する「販促用語集」のVol.25です。
今回は、第25回目ということで、販促物の「輸送」についてお話いたします。
なお、本来の意味合いと異なるケースもあります。ご注意ください。
■「路線便」（混載便）
・路線便とは、ヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸・福山通運などの運送会社に依頼して荷物を1個毎に、出荷する方法です。
（解説）
【用途】
・荷物が少量の場合に使用します。
・基本的に、よく使用する配送方法です。
・1個単位での発送が可能。
・サイズによって価格が異なる。
・集荷時間が設定されており、その時間内に受け付けて頂く必要がある。
■「チャーター便」
・1台の車（トラック等）を貸し切って、納品する方法です。
※基本的に、複数の荷物を納品する際に使用します。
（解説）
・荷物が、複数有る場合に使用するケースが多いです。
（路線便で、複数個発送するより、まとめて配送する方が安くなる場合がある。）
・トラックのサイズが複数種ある。（計四便・2t車・4t車・10t車）※次回詳細を解説
・タイミングが合えば帰り便（例えば大阪と東京間などで荷物を運んで、戻るトラック）が使用でき、コストが安くなる。
【特徴】
路線便より荷扱いが丁寧になるパターンが多いです。
壊れやすいもの（アクリル什器）などは、納品先にもよりますがチャーター便の使用がおすすめです。
■バイク便
・バイク便とは、バイクを利用して当日など急ぎで納品したい場合に使用する納品方法です。
（解説）
・当日に到着できる（納品先が、遠方だと向いていない）
・荷物の最大サイズの目安はW350×350×500（会社にもよる）
・ある程度、自分の良く送る場所には金額を把握しておくとコスト把握に役立ちます。
最後に
適切な配送方法を選択することで全体のコストを抑えることができます。
特に製品代は安くても、サイズが大きすぎて輸送費用が高額になってしまう場合などには、梱包方法を工夫することでさらに輸送費用を抑えることも可能です。
たとえば、W900のトップボードは、二つ折りにすることでコストが抑えられます。
また、注意が必要なのは到着する倉庫の規模によっては、大型車が荷受けできなかったり事前に情報を共有しておかないと荷受けして頂けない事もあります。
このあたりについては、次回詳しく解説できればと思います。
物流の2024年問題に加え、ガソリンなどの石油燃料の高騰など様々な影響を受け、輸送費用は、年々コストアップしております。輸送費用も無視できないコストになりますので適切な納品方法を選択していきましょう。
セールスプロモーション事業部 東日本エリア 営業チーム
柴田
