2024.12.18Web
アップデート、バージョンアップの重要性
Webコミュニケーション事業部の安田です。
最近、アップデートやバージョンアップのご相談をいただきますのでご紹介したいと思います。
WEBサイトやシステムを構築して保守や定期的なメンテナンスを行わない中小企業が多いと感じます。WEBサイトやシステムを構成しているプログラムやソフトウェアなどのアップデート、バージョンアップがあり、その対応が必要です。しかし、見えない、わからない部分であること、費用の関係もあり、対応されないことが多い印象があります。
アップデート、バージョンアップを行わないと脆弱性がそのままになりますので、サイバー攻撃を受けると不正侵入やマルウェアに感染するなどセキュリティ面で重大な問題が発生します。
相談があったうちの2件をご紹介します。
1件はWordPressを使ったWEBサイトで3年ぐらい何もしていない状態で、一部、脆弱性が発見されている状態のままのものもありました。WordPress、プラグイン、フレームワークなどをアップデート、バージョンアップしましたが特に大きな問題なく完了できました。このサイトは特に問題なく完了できましたがうまく作動しなくなることもありますので定期的にアップデートするのが望ましいです。
もう1件は5年ぐらい何もしていないシステムでこちらはPHP、フレームワーク、サーバーOSのサポートが切れたバージョンを利用していました。バージョンアップを検討しましたが影響が大きく断念しました。定期的にメンテナンスをしていれば影響が少ない状態で対応できたと思います。
3年ぐらい何もしていないとかなり危険な状態になっていると思います。定期的にアップデート、バージョンアップを行い良い状態を保てるようにしたほうが長く安全に利用できます。