株式会社東具　代表取締役社長の清水貴義です。日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。大阪でも7月に入って蝉が鳴くようになってきました。今年は大阪の梅雨明けが6月28日でしたが、全国的にも例年より早めの梅雨明けで、通常の梅雨の感覚とは違い戸惑われた方も多いでしょう。最近では「戻り梅雨」などというワードも出ましたが、猛暑が続いたり台風も早い段階で温帯低気圧に変わったりなど、気象の変化に振り回される日々で体調も崩しそうです。私自身、気象に関しては都度順応していくしかないと開き直ってしまっており、日頃から着替えや雨具を持ち歩くようにしています。

台風や地震といった天災のような大きな力には抗えないなりにも事前対策は必要でしょう。
新型ウイルス感染、ウクライナ問題、値上げ、円安、気候変動など、災いが立て続けに起こっている現代ですが、ひとつひとつ向き合って対応していかなければならないと思います。
災いの一つとして最近では電波障害の問題が話題になりました。私個人は不便さの実感は無かったのですが、広範囲の業界や個人には大きく影響が及んだようです。緊急事態通信といった生命に関わることや、ネットバンキングなどの金融関係、気象衛星などといった宇宙規模のことなど、問題としては壮大なイメージがありますが、実際のところは代替でその場を凌ぐことが出来たことも多いとも聞いています。ITリテラシーの強化の声が拡がっていますが、専門家はそれ相応に検証と対策をしていると思います。それを理解出来ていない私たち一般の人たちの意識を高めて、もっと本来の目指すべき姿を想像して理解に努めなければならないと思います。個人情報の取扱いにしても、自分自身が管理しておけば安心だとは言い切れません。場合によっては然るべき機関に預けるほうが安全安心を担保されることもあります。私自身もまだまだ勉強不足ですが、自己責任において見極めて時代の流れには乗っていきたいと考えています。

この度、7月10日に参議院選挙が実施されましが、投票日2日前の街頭応援演説中に元首相の安倍晋三氏が凶弾に倒れ、世界中が痛ましい事件として大きな話題になりました。卑劣な蛮行を実行した者が最も悪いのですが、日本人の平和ボケによるテロリスト対策の不備も問題視されています。今回の事件は非常に残念なことではありますが、身近に起こり得る危機に関して、どれだけ自分事として考え、対策を怠らないことが平和な世の中を築くために必要であると思います。