こんにちは。大阪紙器設計の原です。
様々な什器やPOP什器類を、トレンド情報を混ぜながらご紹介させていただく
「販促什器トレンド図鑑」のVol.4です。
第4回は【化粧品(コスメ)向けカウンター什器】について説明いたします。
化粧品(コスメ)向けカウンター什器について
数ある商品カテゴリーの中で最もバラエティに富んでいるのが、化粧品(コスメ)向けカウンター什器です。
一口にコスメと言っても化粧水・美容液・アイブロウ・チーク・ファンデーション…と様々な商品があります。
更にそこからオーガニックコスメ・デパートコスメ等のジャンルに分けられます。
ターゲットとしている年齢層も千差万別な為、それぞれの商品に適したデザイン・形状のカウンター什器が求められます。
今回はその中でも店頭で優れたアイキャッチ効果が得られる什器をご紹介します
化粧品(コスメ)向けカウンター什器①
バックボードとテスター周りに装飾を施した什器です。
動きを感じるバックボードの構成とは対照的に、商品の配置はフォーマルな並べ方にしています。
什器と商品の動きにギャップがある事で商品を際立たせる効果を与えています。
化粧品(コスメ)向けカウンター什器②
高級化粧品を陳列する際は、什器にも高級感が求められます。
全体をカチッとした四角い形状で構成し、商品を陳列する部分には透明樹脂を使用する事で高い品質を商品から感じ取る事が出来ます。
また、逆説的ですがプチプラコスメ(お手頃価格なコスメ)であっても写真のような什器に陳列する事で
高級感を演出する事が可能です。
化粧品(コスメ)向けカウンター什器③
化粧品の特徴を視覚的に訴えたい場合は、写真の什器ようにモチーフを形状で表現すると効果的です。
写真の什器は商品を使用する事で得られる潤い感やミルク感を表現しています。
化粧品(コスメ)には蜂蜜や植物を配合した物もよくありますので、
そういったモチーフも上手く取り入れれば什器が華やかになります。
化粧品(コスメ)向けカウンター什器④
ご予算が限られている場合は、1部分のみに装飾を集中させた什器が有効です。
什器全体は商品を仕切るパーツもなくシンプルな形状ですが、テスター周りに多くの装飾を与える事で
強いアイキャッチ効果を与える事が出来ます。
什器例はテスター周りですがお客様の目を引きたい箇所に応じて、前垂れ周りやバックボード周りなどに装飾を集中させる事も出来ます。
最後に
以上、アイキャッチ効果に優れた化粧品(コスメ)向けカウンター什器を幾つか説明致しました。
上述した通りコスメには様々な商品がある為、合わせて作られるカウンター什器の形状も多岐にわたります。
2022年度後半よりコロナ禍が徐々に落ち着きを見せ始めたと共に、化粧品需要も徐々に回復しつつあります。今後は訪日外国人客も徐々に増加することが考えられ、インバウンド消費も少しずつ増加していくと考えられます。
それに伴い、店頭販促の要である化粧品(コスメ)向けカウンター什器の需要は更に求められていく事が予想されます。
また弊社の大阪・東京・福岡のショールームには最新の実績物の他、実際に製作した化粧品(コスメ)向けカウンター什器も多数展示しております。
ご興味のある方は、各拠点の東具営業までお気軽に見学をお申し出ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。