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2023.05.10販促・マーケティング

【デジタル販促】Vol16.OMOマーケティング事例 AIDMAとAISAS

営業チームでデジタル販促関連の担当をしております重村と申します。

先日は【デジタル販促】Vol.15ではOMOマーケティングのコンテンツのひとつである「店頭キャンペーン」のメリットについてご紹介をさせていただきました。
本日はマーケティングにおいて重要な購買プロセスについてご紹介いたします。

■購入・購買プロセスとは

マーケティングにおいてユーザーが「商品やサービスと出会い→購入する」までのストーリーを購入・購買プロセスと呼んでいます。プロセスに合わせてマーケティング施策を行う必要があります。

その中でも「AIDMA」「AISAS」は、マーケティングにおける重要なフレームワークの一つです。
以下では、それぞれのフレームワークについて詳しく解説していきます。

■AIDMA(アイドマ)とは

AIDMAAIDMAは、Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲望)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字をとったフレームワークです。このフレームワークは、顧客の心理状態を理解し、マーケティング戦略を立てるために用いられます。

1.Attention(注意)

顧客の注意を引くためには、広告や販促物に目を引くデザインやキャッチフレーズを使うことが有効です。また、ターゲット層にあった媒体を選ぶことも重要です。

2.Interest(関心)

顧客の興味を引くためには、商品やサービスの特徴や利点を明確に伝えることが必要です。また、商品やサービスに対する質問や疑問にも答えることが大切です。

3.Desire(欲望)

顧客に欲しいと思わせるためには、商品やサービスの魅力や利点を強調することが必要です。また、商品やサービスを利用することで得られるメリットや満足感を伝えることも有効です。

4.Memory(記憶)

顧客に商品やサービスを覚えてもらうためには、ブランドロゴやキャッチフレーズなどのアイデンティティを明確にすることが必要です。また、繰り返し広告を出すことで記憶に残りやすくすることも重要です。

5.Action(行動)

最終的には、顧客に行動してもらうことが目的です。そのためには、商品やサービスを簡単に購入できるようにすることが重要です。また、キャンペーンや割引などの特典を提供することで、購買意欲を高めることもできます。

以上がAIDMAの各要素についての説明です。AIDMAは、メディアやインターネットが普及する以前から提唱されていた、顧客の購買行動を表すフレームワークの1つです。
メディアやインターネットが普及した現在では、AIDMAの考え方に現在の様々な要素を加え、下記紹介いたしますAISASという考え方が生まれました。AISASは電通が提唱したフレームワークです。

■AISAS(アイサス)とは

AIDMAAISASは、Awareness(認知)、Interest(関心)、Search(検索)、Action(行動)、Share(共有)の頭文字をとったフレームワークであり、インターネットを利用したマーケティングに特化したものです。

1.Awareness(認知)

顧客が商品やサービスに気づくためには、まずその存在を知る必要があります。この段階では、広告やSNSなどのマーケティング手法を用いて、商品やサービスを顧客にアピールすることが重要です。顧客が自然に商品やサービスに出会えるように、SEO対策やSNSでの拡散などが行われます。

2.Interest(関心)

顧客が商品やサービスに関心を持つためには、それが自分にとってどのような価値や利益をもたらすかを知る必要があります。この段階では、商品やサービスの特徴や利点を明確に伝え、顧客の関心を引くことが重要です。また、商品やサービスを実際に使っている人の口コミや評価も顧客の購買心理に影響を与えるため、それらを活用することも有効です。

3.Search(検索)

顧客が商品やサービスについて詳しく知りたい場合、インターネットを利用して情報を収集することがあります。この段階では、商品やサービスに関する情報をウェブサイトやブログなどに掲載し、検索エンジンに対するSEO対策を行うことが重要です。また、SNSでの口コミや評判にも影響を与えるため、SNSでの情報発信も大切です。

4.Action(行動)

顧客が商品やサービスを購入するためには、実際に行動を起こす必要があります。この段階では、ウェブサイトやECサイトの使いやすさや、決済方法の選択肢などが購入の意思決定に影響を与えます。また、キャンペーンや割引などの特典を提供することで、購買意欲を高めることもできます。

5.Share(共有)

顧客が商品やサービスに満足した場合、その情報を他の人と共有することがあります。この段階では、SNSやコミュニティなどを活用し、顧客に商品やサービスを共有してもらうことが重要です。また、顧客に商品やサービスをより良く使ってもらうために、アフターサービスやフォローアップも重要です。

以上がAISASの各要素についての説明です。AISASは、顧客の購買行動を把握する上で有効なフレームワークであり、インターネットを活用したマーケティングにおいては特に重要な役割を持っています。ただし、顧客の行動は複雑であり、AISASの各要素が順番通りに進むわけではありません。そのため、マーケティング戦略を立てる上では、各要素が相互に影響しあって進展することを考慮し、柔軟に対応することが必要です。

■最後に

今回はマーケティングにおいて重要な購入・購買プロセスについて解説をさせて頂きました。理解することで適切なアプローチを実施することができます。

拙い文章で恐縮ではございますが、今後も「デジタル販促」に関わる情報をお届けしていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者

重村

セールスプロモーション事業部 九州エリア 福岡支店長

重村

営業もしながら、東具のデジタル系サービスの担当もしております。
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