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2024.11.13販促・マーケティング

【TREND Ai vol.2】 販売員も値札もなショッピングストア!?西武が手掛ける新業態のメディア型OMOストア 『CHOOSEBASE SHIBUYA』を調査!

はじめまして、デザイナーの木村です。
本日より東日本デザインチームでもコラムを発信していきます!
トレンド調査隊メンバーが発見した新しい体験をお届けしていきます!

「TREND Ai」とは、世の中に溢れるアイデアを楽しみながら学んで体験する、TOGUのマーケティングトレンド調査のことです。本コラムではトレンド・アイメンバーが調査した様々なトレンド情報を発信します!

2021年9月に西武渋谷のパーキング館1階にオープンしたショッピングストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」。
販売員も値札もない、スマホを使った新しい購買体験ができる新業態メディア型OMOストアとは果たしてどんなところなのか、今回はそんな「CHOOSEBASE SHIBUYA」についてご紹介していきます!

2021年9月に西武渋谷のパーキング館1階にオープンしたショッピングストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」。 販売員も値札もない、スマホを使った新しい購買体験ができる新業態メディア型OMOストアとは 果たしてどんなところなのか、今回はそんな「CHOOSEBASE SHIBUYA」についてご紹介していきます!

目次

●「CHOOSEBASE SHIBUYA」とは?
●メディア型OMOストアとは?
●現代の消費者行動の変化
●実際に体験してみて感じたこと
●スマホを使った新しい購買体験
●トレンド調査隊メンバーからのコメント

「CHOOSEBASE SHIBUYA」とは?

CHOOSEBASE SHIBUYAは、百貨店業界初の取り組みとしてスマートフォンが商品説明など販売員の役割を 一部担うほか購入したいアイテムの2次元バーコードを読み込み専用サイトのショッピングカートに登録することで買い物かごを持ち運ぶことなく店内を回遊できるお店です。
ファッションからコスメ、雑貨、食品まで百貨店に登場することのなかったD2Cブランド(自社製品を自社サイトで直売するブランド)が続々登場しており、展示エリアの商品はすべてその場で購入することができます。

メディア型OMOストアとは?

メディア型OMOストアは、OMOの概念に「メディア」を融合させたものです。ここでのメディアとは、商品の販売だけでなく、情報発信の場としても機能する店舗を指します。店舗そのものが、商品を訴求するメディアとしての役割を果たし、ブランドや商品のストーリーを伝える場となります。

現代の消費者行動の変化

近年、消費者の購買行動は大きく変化しています。特にスマートフォンやSNSの普及により、消費者はオンラインでの情報収集や購入が当たり前の行動となっています。しかし、その一方で、商品に実際に触れたり、試したりする「体験」を求める声も依然として強いのが特徴です。
このように、オンラインとオフラインを行き来する消費者ニーズに応える形で、OMOストアが 注目されるようになりました。

2021年12月に一般消費者を対象に行った インターネット調査では、2020年以降にネットショッピングの利用が「増加した」と答えた人が全体で48%、「変わらない」と 答えた人が48%となりました。
ネットショッピングの利用増加が見受けられ、また利用している人が多くいることがわかります。しかし、インターネット環境での情報収集が当たり前の Z世代では「変わらない」と答えた人が40%いることも見てわかります。

そんな消費者の行動が変化していく中、CHOOSEBASE SHIBUYAは、消費者がリアルの場で商品に触れつつデジタル技術を駆使してオンラインとオフラインの購買体験を融合させ情報を深く掘り下げることができる、新しい購買体験を提供するために誕生しました。

実際に体験してみて感じたこと

CHOOSEBASE SHIBUYAは、オンラインとオフラインを融合させたOMOのコンセプトが実現されており、顧客体験を中心にデザインされていました。このインタラクティブなデザインは、消費者が自身で情報を探しながら楽しめる体験を提供するため、現代のデザイン潮流に非常に合致していると思いました。

店内はトレンドや商品の入れ替えに柔軟に対応できるように、モジュール化されたスペース設計がされていました。また、これにより商品やテーマが変わっても、店舗の雰囲気やディスプレイを簡単に変更でき、ブランドのコンセプトや新商品の導入が効果的に行えるため、商品の見せ方を色々と工夫できる魅力が あると感じました。
しかし、店舗のレイアウトや機能がデジタルに寄りすぎることで、商品の試用や体験など、物理的な触れ合いが 少ないと感じる人も出てくると思います。特にファッションや化粧品など、実際に「触れる」「試す」ことで価値が伝わる商品に対しては、体験がやや不足するのではないかと思いました。

スマホを使った新しい購買体験

展示エリアの商品はすべてその場で購入が可能です。QRコードから専用サイトにアクセスし、ショッピングカートに追加して、レジカウンターで会計後にまとめて商品を手渡してくれます。ECとも連動しているため、ECから購入し自宅に 配送することもできます。
そんな新しい購買体験を、調査に行った際の写真とともにご紹介します!

トレンド調査隊メンバーからのコメント

実際にメディア型OMOストアを体験してみた感想を調査隊のメンバーに聞いてみました!

さいごに

今回は渋谷にあるメディア型OMOストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」について紹介しました!実は「CHOOSEBASE SHIBUYA」は半年ごとにテーマが設定されており、テーマに沿って商品やブランドが 切り替わっていくため、訪れるたびに新しい発見があるみたいです!
ぜひ、渋谷に行った際は立ち寄ってみてください! 

それでは、来月のトレンド・アイコラムもお楽しみに!

投稿者

デザインチーム(西日本・東日本)

企画開発部

デザインチーム(西日本・東日本)

TREND Aiを担当してます。東具のデザインチームによる
楽しみながらも学んで体験したトレンド調査をコラムでお届けします!

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