2026.08.19社長コラム
会社の判断
株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
このたびの2026年熊本地震により、 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様には謹んでお悔やみを申し上げます。
また、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
被災された地域で過ごされている方々は、この酷暑のなかご苦労が絶えないと思います。
どうか一日でも早い復旧・復興をされることを願います。
今回の震災で話題が上がっております「ショッピングモール爆発被害」について、私自身非常に胸を痛める内容でした。一度避難したテナント従業員の2名の方が、会社の指示で店舗に戻ったところで爆発事故に遭い命を落とすという痛ましいものです。
ショッピングモールの災害対策マニュアルはあったようですが、テナント会社はどうだったのか。責任者(会社)の判断により最悪の結果になってしまいました。
命を落とされた従業員の方が不憫でなりません。遺族の方々も悲しみと怒りの日々を過ごされていることでしょう。会社の体制と誤った判断により、取り返しのつかないことが起こるのです。そしてこのテナント会社は今後どうなっていくのだろうかということも考えさせられます。
別店舗勤務の方や親会社勤務の方など、会社に対する世間の目が厳しいなか、今まで通りというわけにはいかないのではないでしょうか。
私は、東具において社長の職に就き常に心に据えていることは「会社の永続」です。
他にも思っていることは多々ありますが、これが基本中の基本と考えています。
なぜ会社永続かというと、会社が永続しなければ従業員も働く場を失ってしまいます。
会社永続のために会社自体も健全でなければいけませんし、何より従業員が安心して健全に働ける環境であることが最も重要なことだと思っております。
会社は売上利益が無ければやっていけないというのも当然ですが、売上利益の代償に人の命を落とすようなことがあれば元も子もありません。
ここ数年、南海トラフ地震がいつ来てもおかしくないと言われているなか、日本列島各地で大きな地震が発生しています。こういったことから、東具の大阪本社の建物は老朽化といまの耐震基準に対して不安なこともあり昨年から建て替えか引っ越しかを検討しております。
しかし、私と他の役員や従業員とで少し温度差を感じます。いつ来るかわからない(来ないかもしれない)地震対策をするより、従業員に直接還元出来るようなことを望む声も聞こえてきます。当然、従業員の生活を豊かにすることは会社の使命です。ですから同時並行で、いつ来るかわからない(明日来るかもしれない)地震対策は進めていかなくてはなりません。
なにがなんでも、会社永続のために従業員の命と豊かな生活を守るために、会社もしくは社長は決断決行する必要があります。
人はなぜ働くのか? それは生きるためであり、会社で命を落とすようなことはあってはならないことです。
すごく単純なことですが、会社は判断を誤ることがないようにしなければいけないと改めて思いました。











