2026.07.09社長コラム
豊かな生活
株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。
今年は一昔前の初夏を思わせるような気候だと感じていますが、皆さんはどう感じられていますでしょうか?
ここ数年は、5月6月と真夏を思わせるような猛暑が続き、日本の四季がなくなってしまうのかと思っていましたが、今年は四季を感じられ梅雨の雰囲気も過去のイメージ通りのものになっています。
そして、この梅雨の時期が苦手な人も多いと思います。気圧変化の影響で頭痛などの体調不良を起こす人は辛いでしょう。
私は梅雨に関しては比較的好きなほうです。過剰な降雨は困りますが、しとしとと降る細かな雨は情緒を感じますし、植物などの生命には必要なものだと思っています。また、日ごろ生き急いでいる人には落ち着いて過ごす絶好の時期とも思います。
さて、近頃はサッカーワールドカップで日本国内でも盛り上がっている雰囲気はありました。世界中の人々やそれぞれの国民が、戦争や政治的なことではなく純粋にスポーツという一つのことを共有出来ることは素敵なことですし、平和や経済伸張のきっかけになるとも思っております。
経済伸張といえば、今年の6月に日経平均株価が7万円を超えました。株価の上昇は企業業績への期待や景気の先行き、金融政策など市場参加者のさまざまな見方が反映された結果です。
世間では景気が良くなったという報道が出る一方、物価高騰により生活がしにくくなったという声も聞こえてきます。生活者の賃上げがそれに追いついていないから、不満の声も上がるのでしょう。
そして物価高騰という表現がネガティブに映るのは仕方がないのですが、実際は価格を上げて利益を増やすということを企業がしていかなければ、単純にその企業の従業員の人の給料は上がらないのです。
良いものや良いサービスを開発し適正な利益設定をして、お金のある国や企業、人に買ってもらえればその企業は儲かり賃上げの原資が確保出来るわけです。当たり前のことを述べましたが、私はとても大切なことだと常に思っています。
企業は将来を見据えて設備投資などをしますが、人への投資も重要なことです。東具の創業者は「儲かっているときに次の手を打つ、儲からなくなってからでは手が打てない」とよく言われていました。利益をあげることは簡単なことではありませんが、そこに必要となる人に対しての投資は適切にし、それぞれの人が自分のために、会社のためにパワーを発揮してほしいです。
東具でも人への投資を適切なものにするために、人事制度などさまざまな施策を検討しました。業務裁量制、フレックス、時差出勤、在宅勤務、みなし残業など、社会の状況を見ながら取り組んできました。現時点で、みなし残業に関しては社長である私の解釈では良い制度とは思えないので実施しておりません。定時内での業務を目指し、残業する時は割り切ってするということが理想です。ましてや残業代が生活給になるような働き方になってはならないですし、それをさせる会社が良いはずはありません。
つまり会社の使命として、安心して生活が出来る賃金を支払うことが大切で、それにより従業員の方々には業務に専念してほしいです。
今回、東具では賃金のベースアップを実施いたしました。そのことに対して従業員の方々の感想など聞けてはいませんが、少しでもお金のことでの悩みが減って、仕事で力を存分に発揮してほしいと思います。
そして個人も会社も成長し、皆が世の中の変化に順応できるよう豊かな生活を送っていただけることを望みます。











