2021.06.15Web
Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)とは?
WEBコミュニケーション事業部の安田です。
2021年6月中旬からGoogleのランキング要因にCore Web Vitalsが段階的に導入されます。まだ対策されていない方は早めの対策をお勧めします。
■Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは?
GoogleはWeb Vitals(ウェブバイタル)というページを評価する指標があります。その中で重要な指標をCore Web Vitals(コアウェブバイタル)と言っています。この内容は進化していくとも言っています。現在の重要な指標は「Largest Contentful Paint (LCP)」「First Input Delay (FID)」「Cumulative Layout Shift (CLS)」の3つです。
Largest Contentful Paint (LCP)は、LCPは端末上で見える一番大きな要素がページを開いたときから表示されるまでの時間です。
First Input Delay (FID)は、FIDはページを開いたときから操作できるまでの時間です。
Cumulative Layout Shift (CLS)は、CLSはユーザーが予期していないレイアウトの移動です。例:ボタンをタップしようとしたらボタンが移動したなど。
■どうやってチェックするか?
以下のサイトやツールでチェック可能です。
・PageSpeed Insights
・Search Console
・Chromeデベロッパーツール
・Lighthouse(Chromeのプラグイン)
PageSpeed Insightsが一番簡単に使えますのでこちらの説明をしたいと思います。
① PageSpeed Insightsにアクセス
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
② チェックしたいページのURLを入力して分析をクリック
③ 結果が表示される
結果はモバイルとパソコンでわかれています。
一番上の点数は分析ページの総合評価です。
フィールドデータとOrigin Summaryは実際のデータから評価しています。
ラボデータは分析を押したときに分析して評価しています。
■どうやって改善するか?
評価の下に「改善できる項目」「診断」があります。こちらに改善提案が丁寧に記載されています。またプルダウンを開いて表示される説明文の「詳細」をクリックすると英語ですが対応方法の説明があります。
■最後に
改善方法が具体的にわかるので改善しやすいですが、サイトによりできる・できない、難しいといったこともあると思います。コアウェブバイタルだけでランキングが決まるわけではないので、できるところまで対応して他のランキング要素に注力する形もよいと思います。