鉄製ゴンドラ什器に、マグネットで固定するタイプのカードホルダーを使う場合、一般的にはPOPパーツを組み合わせたものを使用します。土台となる部分はマグネットスタンドΦ32を使い、そこにジョイントパーツを取り付けて、先端にクリップやプライスホルダーを組み合わせたツールです。

この課題に対して、東具が開発したのが強力マグネット付きの新感覚カードホルダー「マグネホルダー」です。
マグネホルダーはメディアを挟むホルダー部分とマグネットのベースが一体になったパーツです。最小の構成で出来ているので、コンパクトで存在感が少なく、印刷物を邪魔しません。

▼基本仕様

ホルダー部分は、薄紙から2㎜の厚物までしっかりグリップできる構造になっています。プライスカードなどの薄手の紙はもちろん、カード紙などの厚みのある紙も挟めるので、強度が必要な仕切りPOPの固定など、アイデア次第で様々な形状のPOPを作成することが出来ます。(マグネホルダーLの場合は3㎜厚まで対応しています)

同じ厚みの物なら、繰り返し何度でも使うことができます。その際に薄い物から厚いものへの変更は可能ですが、厚い物から薄い物への変更は、ホルダーが緩くなってしまうので出来ません。

マグネホルダーの使用アイデアをご紹介いたします。

▼仕切りPOPの固定パーツ

商品を囲って目立たせる「仕切りPOP」は、設置するだけでコーナー演出が出来てインパクトを持たせられる定番の販促ツールです。売場を横から見た時にも目につくようになっているので、高いアイキャッチ効果があります。

しかし、既存のよくある仕切りPOPはL字型形状で、底面の上に商品を置くことで固定される仕様になっており、設置場所の移動や差し替えを行う場合には、上に置いている商品をすべてどかさなければいけないので設置に手間が掛かってしまいます。

マグネホルダーを使って固定すれば、商品の隙間に差し込んで固定させるだけでいいので、商品を動かさずに設置することが出来ます。

▼陳列棚裏面や、什器の側面に貼り付ける

マグネット固定なので、裏面から吊り下げるような掲出や、什器の側面に飛び出すように掲出することが可能です。かわいらしい屋根の様なイメージで商品の上から訴求したり、什器の側面から通路に向けて訴求したり出来ます。マグネホルダーを2個以上使えば、大きなメディアを固定することも可能です。

今回は、マグネホルダーの活用方法をご紹介させていただきました。
ご興味を持たれた方は、是非ご相談いただければと思います。