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2026.03.12販促・マーケティング

販促什器トレンド図鑑 Vol.22【食品向けハンガー什器】No.2

こんにちは。大阪紙器設計の原です。

様々な什器やPOP什器類を、トレンド情報を混ぜながらご紹介させていただく「販促什器トレンド図鑑」のVol.22です。

今回は【食品向けハンガー什器】No.2ついて説明いたします。

食品類はスーパーなどの小売店で一年中販売されており、消費者はいつでも購入できます。しかし、食品を扱う小売店には、年間の中で売上が大きく伸びる特定の時期が明確に存在します。

それは春(3~4月)・夏(7月~8月)・冬(年末年始)の3つの時期になります。それらの時期には季節性のある装飾を各小売店が創意工夫して取り付けます。
(秋は違うの?という意見もあると思われますが、秋は季節のイベントが他の季節に比べると販促に繋がる物がやや少ないと言われてます)

春はお花見・ひな祭り・イースターといった華やかなイベントが重なるため、食品小売にとって年間でも特に販促に力を入れる時期になります。
これらの行事は季節感や限定感を強く演出できるため、売り場づくりや什器の工夫が売上に直結しやすい特徴があります。

今回はうららかな春の季節にぴったりな什器をご紹介いたします。

食品向けハンガー什器①

画像はイメージです

イースターの時期になると菓子メーカーはイースター限定のパッケージで商品を販売する事があります。
こちらの什器はそうしたイースター限定商品を効果的に陳列できる什器です。

什器の形をカゴのようにしておりそこにジャンブル(投げ込み式)で商品を入れるのですが、ジャンブルで商品を入れる構造は、どうしても中身が自然に動いてしまい乱雑に見えやすい特徴があります。
しかしカゴ形状や背面のウサギのような意匠を施すことで視覚的に「賑やか」「楽しい」という印象を強める事ができます。

什器自体のイメージも重要ですが、商品がどのように見えるか、どんな印象で伝わるかをコントロールすることは販促什器において極めて重要な要素です。


食品向けハンガー什器②

※画像はイメージ図です

設置イメージ

小さな菓子類を陳列する什器です。

什器上部を駄菓子屋のケース風に仕立て、中央にのれん風パーツを取り付けることで、全体にどこか懐かしいレトロ感を演出できる構成になっています。
レイアウト自体はシンプルですが、意匠の力で世界観を伝えている点が特徴です。

什器の下部が大きく開いている構造は、そこから商品を直接取ってもらうための仕組みになります。
商品が減ると上から自動的に商品が落ちて補充されるため、大量の商品を内部にストックでき効率的に運用できます。

視覚的にも小さなお菓子がぎっしり詰まってる様子は楽しいイメージをお客様に与え、特に子どもやファミリー層に強くアピール出来ます。

食品向けハンガー什器③

※画像はイメージ図です

飲料類を展示する什器です。

陳列自体は一般的な形式ながら、桜を散りばめた帯で什器を囲うことで、春らしい彩りを感じさせる演出になっています。

桜の開花時期に合わせ、企業が桜をテーマにした限定商品を展開し需要を喚起する取り組みは「桜商戦」と呼ばれています。そういった商品を陳列する際には、桜商戦の季節感や世界観に合った意匠を什器に取り入れることが重要であり、適切な演出がなければお客様の注目を集めにくくなる恐れがあります。

小売店が販促を強化するタイミングや、その背景にある需要要因を理解することは、店頭販促の成果を最大化するうえで重要な視点となります。


食品向けハンガー什器④

※画像はイメージ図です

横から見た図

ひな祭りのお菓子を陳列する什器です。

今までご紹介してきた什器は形状に工夫を凝らしているため、予算が限られている場合には制作が難しいケースもあります。そういった場合は簡素な什器の制作が選択肢に入ってきます。しかし、単に四角いボードにフックを取り付けただけの什器では、売り場での視認性が低く、十分に目立たないことが懸念されます。

画像の什器は、フックの上部に屋根のようなパーツを取り付けた構造になっています。非常にシンプルなつくりですが、この部分に商品訴求や世界観の演出を加えることができるため、売り場での印象を効果的に高められます。また、構造が単純な分コストも抑えられる点が大きなメリットです。

最後に

以上、食品向けハンガー什器を幾つかご紹介致しました。

スーパー等の食品小売では、物価高の長期化によって消費者の節約志向が強まり、従来のように“商品を並べるだけ”では購買につながりにくいという状況になりつつあります。さらに、店頭には常に多くの商品が並ぶため、一つひとつの商品が埋もれやすく消費者に違いが直感的に伝わりづらいです。こうした環境では、売り場で「買う理由」をつくることが不可欠になります。

その課題を解決できるのが、店頭販促による体験価値の演出です。季節感や世界観を表現した什器は、視線を引きつけ、商品を選ぶ行為そのものを「楽しい」「ワクワクする」体験へと変えます。色・形・モチーフを工夫した什器は、商品の魅力を直感的に伝え、売り場の滞在時間を自然に伸ばし、購買意欲を高めます。結果として、価格以外の価値を感じてもらえる売り場となり、競争が激しい食品売り場でも効果的に機能します。

弊社の大阪・東京・福岡のショールームには最新の実績物の他、
実際に製作した食品向け什器も多数展示しております。
ご興味のある方は、各拠点の東具営業までお気軽に見学をお申し出ください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

投稿者

原

企画開発部 西日本設計チーム

西日本設計チーム係長
特技は折り紙。好きな言葉は「枯れた技術の水平思考」

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