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2021.04.13仕事・スキル

意外と知らない?紙目の見分け方

紙目とは

紙には紙目(カミメ)というものがあります。

紙目とは紙の流れ目のことで紙はロール状に巻き取られながら製造されます。
その際に紙が機械を流れる方向を紙目といいます。

紙には縦目(T目)と横目(Y目)の2種類があります。
紙の反り方向や強度を考える上で、重要な要素になります。

紙目の見分け方

紙は紙目に沿って破れやすくなっています。

紙目と平行方向に沿って折りやすく、垂直方向に沿って折りにくく折れ目が割れやすくなっています。

同じサイズにカットして重ねると横目の紙の方が大きく反ります。

反りの方向と強度

紙目に対して下図の様な方向に反りがでます。つまり紙目に対して平行方向にコシが強くなり、逆に紙目に対して垂直方向は曲がりやすくなります。

吊り下げ什器やスイングPOP、什器のトップボード等の紙目は強度を考慮すると下図の方向が基本となります。

まとめ

特に細長いものや湾曲している形状のものを扱うときは適切な紙目で印刷しなければトラブルの原因になります。
紙目は印刷や什器の仕上がりに影響を与える大変重要な要素となるのでしっかり理解しておくことが大切です。

投稿者

久保田

企画開発部 西日本デザインチーム

久保田

走るデザイナー。
趣味はマラソン、トレイルランニング。

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