2020.01.09Web
2020 今年の注目は?
メルマガ担当ことWEBコミュニケーション事業部の安田です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
早速、ラスベガスで開催されるCES 2020でIT関連の色々な情報がでてきています。まだ実用化は先の話かと思いますが楽しみなものが多いですね。特にトヨタの「Woven City」プロジェクトは街を1つ作るなんてさすがトヨタという感じですね。とてもワクワクします。
さて、IT系で今年よく聞くのは5Gではないかと思います。2020年の実用化に向けて、昨年はラグビーワールドカップでも試験導入されています。しかし、今年に実用化されたとしても話題やニュースで耳にすると思いますが、年内に何か大きな変化は起きないと考えています。
1つは基地局の問題です。現在どれぐらい進んでいるのかわかりませんが5Gには5Gの基地局が必要になります。そのため5Gが始まったとしても基地局がない所では利用できません。現在はどこでも携帯電話を使うことができますが昔は電波の入らないところが多くありました。年々、範囲が広がり現在に至っています。5Gも同じでいきなりどこでも使えるわけではありません。
もう1つはデバイスの問題です。こちらも当然ですが5G対応でなければサービスを利用できません。
この2つから5Gの実用化がはじまってもすぐに大きな変化はないと考えています。
しかし数年後にはなくてはならないものになっているのでは?と期待もあります。5Gでよく言われる「高速・大容量」「低遅延」「多数端末の接続」の3つの特長があります。この特徴は以前より優れているのでVR、自動運転、遠隔治療、ロボット、IoTなど親和性の高いものが今までの通信で限界だったことがこれからは可能になり発展が期待できます。ただ通信だけでなくソフトウェアやハードウェアなども関係してくるので関連技術などの発展も必要です。
他に注目といいますか気にかけてほしいのはセキュリティです。オリンピック・パラリンピックのようなビックイベントでは狙われることもあるでしょう。5Gなど新しいことも狙われたりバグがあったりします。PCやスマホのセキュリティ対策はもちろんですが、パスワードを簡単なものにしない、スパムメールに騙されないようにするなど色々なところに危険が潜んでいます。いつ自分が被害者になるかわかりません。そして新しい攻撃は多様化し、強力になり、わかりにくくなっています。自分は大丈夫、今まで平気だったなどと思わず常にリスクが身近にあることを認識していただければと思います。