営業チームでデジタル販促関連の担当をしております重村と申します。
先日は【デジタル販促】Vol9ではOMOマーケティングのコンテンツのひとつである
VR(仮想現実)とメタバースの活用についてご紹介させていただきました。
本日はVRの具体的事例をご紹介させていただきます。
■3D空間スキャン
ご体験されたことがある方も多いのではないでしょうか。
賃貸住宅、マンション、住宅展示場、結婚式場、博物館、工場見学などさまざまなシーンで活用されています。
3Dカメラ(Matterport Pro2)
・3つのカメラで4K高画質撮影
・赤外線を使用したパターン照射方式にて空間の形状を素早く認識
・鮮明なウォークスルーが可能
・VRに対応
・4時間の充電で10時間動作
・1箇所の撮影は1回転6回のスキャン撮影で20秒
・100平米の撮影時間 約2〜3時間(撮影点数などにより変動)
・専用のクラウドサービスへアップロードし自動3Dモデリング化
■3Dコンテンツ機能紹介
①ウォークスルー設定
Googleストリートビューのようなウォークスルーを行う箇所を設定することが出来ます。
②情報埋め込み
テキスト、画像、動画、リンクなどを挿入することができます。
テキスト、画像、動画、リンクなどを挿入することができます。
③部屋ごとのラベル挿入
空間ごとにラベル設定をすることができます。
④距離(寸法)測定、挿入
空間内に存在しているものの寸法を測ることができます。
多少の誤差はありますがおおよその寸法を確かめることができます。
⑤スマホ対応可能
PCはもちろんですがスマートフォンおよびタブレットでも操作できます。
⑥他サービスとの連携
GoogleストリートビューやZOOMなどと連携することもできます。
⑦360度画像やCGの埋め込み可能
見せたくない部分をCGで隠したり、実際の空間にはない画像を埋め込んだりすることができます。
■3D空間スキャンの活用方法
①バーチャルショップとして
リアル店舗を撮影しバーチャルショップとして活用することができます。
商品ごとにラベリングを行い、クリックすると商品説明のテキストや動画などを表示させることができます。ECサイトのリンクを設置することで商品の購入もできます。
ZOOMなどをつなげばオンライン接客を行うこともできます。
バーチャルショップにすることで通常のECサイトよりもCVが高くなるというケースもあるようです。
②施設・設備の体験として
工場を撮影しオンライン工場見学を行うコンテンツとしてあるいは設備紹介のコンテンツとしてご利用いただけます。企業秘密などで見せたくない部分はCGで隠したり、見れないようにすることもできます。
他にも自社オフィスを撮影し、会社説明会などの際のコンテンツとしても活用や、
博物館・美術館などを撮影しオンライン見学していただくことなどもできます。
③オンライン用の商談ツールとして
リアルの商談会や展示会などを撮影しコンテンツにすることで、オンライン商談時のコンテンツとしても活用いただけます。
■最後に
今回はOMOマーケティングのコンテンツのひとつである「VR」の事例についてご紹介をさせていただきました。「メタバース」は導入のハードルが高いですが、「3D空間スキャン」については手軽に簡単に導入をすることができます。
ご興味がある方はぜひ各拠点の東具営業までご相談ください。
拙い文章で恐縮ではございますが、今後も「デジタル販促」に関わる情報をお届けしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。