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2023.07.12販促・マーケティング

販促什器トレンド図鑑 Vol.6【化粧品(コスメ)向けフロア什器】

こんにちは。大阪紙器設計の原です。

様々な什器やPOP什器類を、トレンド情報を混ぜながらご紹介させていただく
「販促什器トレンド図鑑」のVol.6です。

第5回は【化粧品(コスメ)向けフロア器】について説明いたします。

化粧品(コスメ)向けフロア什器について

前回前々回の販促什器トレンド図鑑では、化粧品(コスメ)向けのカウンター什器とハンガー什器をご紹介いたしました。
今回は売り場でお客様の目を大きく引く、化粧品向けフロア什器をご紹介いたします

化粧品向けフロア什器は売り場で並べて陳列される事が多いので、
競合ブランドに負けない美しさや面白さが求められます。
各社が様々な創意工夫を行っていった結果、
化粧品向けフロア什器は最もバラエティーに富んだカテゴリーへと昇華しました。

今回はその中でも際立ったコンセプトを持つ化粧品向けフロア什器をご紹介いたします。

化粧品(コスメ)向けフロア什器①

童話のシンデレラをイメージして作った什器です。

中央のひな壇はお城へと続く階段であり、カボチャの馬車状の訴求POPや
ガラスの靴を装飾としてあしらっています。

化粧品にはシンデレラのように特定の物語をコンセプトに掲げる物も多数あります。
そういったモチーフを什器全体で表現する事で
商品の持つブランドイメージをダイレクトにお客様に伝える事が出来ます。

化粧品(コスメ)向けフロア什器②

什器の構成を左右で分断しそれぞれでステージとボードを製作している什器です。

同じブランドの商品でもイメージカラーが対照的であったり商品の用途が異なっている場合は、
陳列するスペースを物理的に分ける事で視覚的に分かりやすい什器になります

ただ分断するのではなくステージの高さを変えたりボードの厚みを増やす事で、什器にボリュームを与えています。

化粧品(コスメ)向けフロア什器③

販促什器トレンド図鑑 Vol.3でご紹介した「等身大フロア什器」の化粧品(コスメ)向けフロア什器です

上記でご紹介した什器は土台の上からのみで世界観を演出していましたが、こちらのタイプでは什器全体を利用することが出来ます。

その反面、奥行き感ある陳列が難しく什器の形状が長方形になりがちな為、什器全体の構成にメリハリをつける事が重要になります。

化粧品(コスメ)向けフロア什器④

売り場でのインパクトを特に重視されるのでしたら、写真のような什器もございます。

大きな立体文字を配置する事で、お客様へ抜群のアイキャッチ効果を与えられます。
写真の例は「LO♥VE」ですが、ブランド名や商品ロゴにする事でブランド認知の向上も期待できます。

通常の化粧品(コスメ)向けフロア什器に比べるとお値段も高額になってしまうのですが、それに見合った販促効果を提供する事が可能です。

最後に

以上、アイキャッチ効果に優れた化粧品(コスメ)向けフロア什器を幾つかご紹介致しました。

昨今は化粧品に限らず様々な商品をECサイトで購入する事が出来ます。しかし化粧品業界のEC化は他業種に比べるとやや低いようです。
「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」によりますと化粧品業界のEC化率は7.52%であり、全産業の平均値である8.52%より低い数字です。

これには様々な理由が考えられますが、1つにECサイトの写真や口コミでは実際の化粧品の色合いや質感が分からないという点が考えられます。
化粧品業界のEC化は徐々に拡大していくと考えられますが、店頭での化粧品の販促需要は依然として存在し続けると思われます。

その中でも化粧品(コスメ)向けフロア什器は売り場で一際目立つ什器です。
弊社の大阪・東京・福岡のショールームには最新の実績物の他、
実際に製作した化粧品(コスメ)向けフロア什器も多数展示しております。
ご興味のある方は、各拠点の東具営業までお気軽に見学をお申し出ください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

投稿者

原

企画開発部 西日本設計チーム

西日本設計チーム係長
特技は折り紙。好きな言葉は「枯れた技術の水平思考」

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