2020.12.08仕事・スキル
【誤字脱字を防ぐ】文字校正の8つのポイント
どれだけ良いものを作っても文字の間違いが一つあるだけで、
全てが台無しになってしまい、お客様の信頼も失ってしまいます。
校正の精度をあげることはとても重要なことです。
本コラムでは文章校正の精度を上げるための8つのポイントを紹介していきます。
1. 間違えている前提
間違えることは誰にでもあります。
悪いのは間違いを見逃して直せないことです。
「間違えている」ことを前提にチェックしていきましょう。
2.「校正」は重要な作業
「校正」をただの「確認作業」ではなく、
「時間をかけるべき重要な作業」として認識しましょう。
3. 印刷する
ディスプレイ上でチェックしていても、
紙に印刷して再度チェックするとミスが見つかることが多々あります。
印刷したものと合わせてチェックしましょう。
4. 音読する
「読む」という行為だけでなく、「声に出して」読む。
これで文章校正クオリティは格段にアップします。
5. 一文字一文字を追う
流し読みではなく、
一文字一文字の意味を考えながら読みましょう。
送り仮名や慣用句の間違いはないか、
文章の意味が通じているかどうかのチェックも重要です。
6. ミスの近くにミスはある
間違いの近くは入念にチェックしましょう。
間違いを見つけたからと油断していると、
すぐ近くにある間違いを見逃しやすくなります。
7. 間違えやすいポイントをメモ
間違いの多い誤字や表記揺れなどを
チェックリスト化しておくと
より効率的に校正ができます。
「下さい・ください」「出来る・できる」
「お問い合わせ・お問合せ・お問合」などの表記揺れに注意!
8. ダブルチェック
第三者の目でダブルチェックを行い、
責任を果たしたという意味で印鑑を押しましょう。
可能なら、時間をおくと思い込みが消え
間違いを見つけやすくなります。
まとめ
数字ひとつ、文字ひとつでも、間違いはお客様の「信頼」という
先輩たちが長い年月をかけて積み上げてきた財産を一瞬で失ってしまうことになります。
文章校正は集中力と客観性が必要な作業です。
自分の目を過信せず、心を落ち着けて丁寧に行うことが何よりも大切です。