株式会社東具　代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。

新しい年に入りアメリカの大統領が代わり共和党のトランプ氏の言動が世界に影響を及ぼしています。選挙結果においては確かにトランプ氏の勝利となっていますが、世論の支持率は僅差であり民主党のハリス氏のほうが高いという見解もあります。
そもそもアメリカという国は、今の世界の民主主義や法の支配により人々の安全を確保するために重大な役割を果たしている国です。軍事、経済、金融においてもアメリカの動き1つで世界全体の未来が変わってくるのです。
そのアメリカの現リーダーがトランプ氏ということで、大統領就任直後から戦争終結や関税に関しての活動がうかがえます。
大きな力を持っているリーダーにより、世界平和が続くことを願っている人は少なくないと思います。

日本でも同じようなタイミングでリーダーが新たに変わりました。アメリカの現リーダーとはタイプは違いますが、それが故に政治の話題が活性化していると私は感じています。
つまり独裁でもなく、一極集中していないということです。

アメリカの現リーダーのタイプと日本の現リーダーのタイプのどちらのタイプが正しいかなど分かりませんが、それぞれが備えているリーダーシップの才能が世界や国をより良い方向に引っ張っていこうとしているのでしょう。

私自身、職場内において現在リーダーのポジションには就いているのですが、なんとなく「リーダーシップ」というワードにしっくり感をおぼえておらず、そのワードをなるべく使わないようにしてきました。理由はのちほど述べます。
とはいえ、この話題を挙げた以上ほうっておくわけにもいかないので流行りの生成AIに訊ねてみました。以下、「リーダーシップとは」と入力した結果です。

「リーダーシップとは」　AIによる回答

リーダーシップとは、個人やグループが目標達成や課題解決のために他者を導き、影響を与える力や行動のことを指します。ただ単に指示を出すことではなく、メンバーが自発的に動けるように励まし、支援しながら、チーム全体のパフォーマンスを最大限に引き出す役割を果たします。
リーダーシップの重要な要素には、次のようなものが含まれます：

• ビジョンを共有する能力：目指すべき方向性や目標を明確に伝える。
• コミュニケーション力：意見交換や理解促進がスムーズに行える能力。
• 意思決定の力：適切なタイミングで決断し、行動に移すこと。
• 共感力：他者の視点や感情を理解し、信頼関係を築く力。
• 柔軟性：困難な状況でも適応し、新しい方法を模索できる能力。

リーダーシップは特定の職業や地位に限らず、日常生活や人間関係でも発揮されるものです。

このような回答でしたが、他の生成AIでも同じ内容で訊ねてみたところ、
上記とは別に「変化への対応」であったり「リーダーシップは生まれ持った才能ではなく、訓練や経験を通じて高めることができるスキル」などのものがありました。
以上のことから、私自身できているだろうことと、できていないだろうことがありましたので、参考にして今後に活かしていきたいと思います。

また、生成AIに「リーダーシップ　タイプ別」というのも訊ねてみました。

「リーダーシップ　タイプ別」　AIによる回答

1. オーソリタリアン型（独裁型）

• 特徴: リーダーがすべての意思決定を行い、メンバーに明確な指示を出します。
• 長所: 緊急時や迅速な対応が求められる場合に有効。
• 短所: メンバーの意見が反映されにくく、モチベーションの低下を招くことがあります。

2. 民主型（参加型）

• 特徴: リーダーがメンバーの意見を積極的に取り入れ、チーム全体で意思決定を行います。
• 長所: メンバー間の信頼や協力を深める。
• 短所: 意思決定に時間がかかる場合がある。

3. 自由放任型（Laissez-Faire）

• 特徴: メンバーに大きな自由を与え、必要なときだけ支援を提供します。
• 長所: 自律的で創造的なチームに適している。
• 短所: サポートが不足すると、混乱や進捗の停滞を招く可能性。

4. トランスフォーマショナル型（変革型）

• 特徴: 高いビジョンや目標を掲げ、メンバーを鼓舞し変革を促します。
• 長所: チーム全体の成長とモチベーションを向上させる。
• 短所: プレッシャーを感じるメンバーもいるかもしれない。

5. サーバント型（奉仕型）

• 特徴: メンバーのニーズを第一に考え、チームの成功をサポートします。
• 長所: 信頼関係が深まり、メンバーが自発的に動くようになる。
• 短所: リーダーが過剰に負担を感じることも。

これまで私自身、ある程度自分のタイプは理解しているつもりでしたが、生成AIの回答により改めて自分を客観視することができたと思います。
また、身近にいるリーダーといわれる人たちのタイプを分析することで、関わり方やその人の思いを想像しやすくなるのではないでしょうか。

さて、私が「リーダーシップ」というワードをなるべく使わないようにしてきた理由ですが、
世の中リーダーに影響され過ぎている人が多いと感じているからです。ましてや「リーダー」に「シップ」がつくことによってポジションが定められるため、必要以上にリーダーの威厳が大きく感じられたり、依存してしまうケースもあるのではないかと思います。

私の思想は、「人間誰しも自立して自己責任で生きていく」というものです。

特に成人になって社会に出ている人には、自分自身の言動で人生を理想の方向に進んでほしいと思います。

「リーダーシップとは資質ではなく仕事・地位や特権ではなく責任・従う者との信頼関係」という記事がありましたが、職場内でリーダーの役割の人は自覚して、そうでない人も人生においては自分自身に対してリーダーシップを発揮してみてはいかがでしょうか。