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2020.04.13社長コラム

自分が出来ること

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。

さて、世の中を震撼させている今回の新型ウイルス感染拡大ですが、まだまだ先行きが見えない状態です。4月7日に主要都市に向けて内閣総理大臣が緊急事態宣言を発出いたしましたが、これでこの事態も終息に近づくことを祈るばかりです。
政府や自治体はいま出来ることを精一杯されていると思います。物足りないと感じる人もいるとは思いますが、専門家も交えた総合的な判断をそれぞれの責任者がされているわけですから、それはそれで私は素直に準ずることが最善だと考えます。反面、仕事も経済も回していかなければならないのも事実。状況に応じた対策や行動を、各自で判断をするということも大切なことです。そこで世間では徐々に意識していることとして「いま自分に出来ること」が挙げられます。ではなぜ、このフレーズが流行っているかというと、ある程度の方針や対策は政府や自治体が決めてくれましたが、結局のところ自分のことは自分でやらざるを得ないということに気付いたからだと思います。国や組織が全てを包括して守ってくれるわけではありません。他人任せばかりにしていたら、いずれ被害が自分に降りかかってくるということはよくある話です。大人であるいじょう、自分から一歩を踏み出して行動することが結局のところ自分も周囲も守ることが出来るように思います。

つい最近、私の身の回りで起こったことを述べさせていただきます。日曜日の日中に家の外を見ると何か黒い物体が向かいのお宅の前の道路に落ちていました。すぐさまそれがカラスの死骸だとわかりました。ハトやネコがそのような状況にあることはよく見かけますが、カラスは初めてかもしれません。調べてみるとカラスは基本的には巣で死を迎えるかヒトの手によって始末されることが一般的のようです。ではなぜそこにカラスの死骸があったのか不可解ではありますが、しばらく経ってからまたそこを見てみると今度はその死骸にレジ袋のようなものを被せて四隅にオモリとして石が置かれていました。時刻は夕方の7時前、辺りは暗くなりもはやそれが何かもわからない状態。気付かずに人や車が踏んでしまったら大変。その死骸をそれこそカラスやネコが咥えて家まで持って来られても困ります。
こんな状況で皆さんはどうしますか? 私のとった行動はまず清掃局と保健所のサイトを検索しました。管轄はやはり清掃局でしたがいずれも日曜日は休みでした。月曜日まで放置しておくわけにはいかず、結局は警察に電話して持って帰ってもらえるように交渉しました。
はじめは警察の人も嫌そうな感じが出ておりましたが、引き上げてくれると言ってくれました。しばらくしてスクーターに乗った警察官がそれを袋に入れて持って行ってくれました。おそらく電話に出た警察の人ではなく最寄りの交番の人が来てくれたのでしょう。
警察の方々には手間を取らせてしまいましたが、今回の私のとった行動は我ながら正解だと思っております。何事も、誰かがやってくれると放置していては時間ばかりが過ぎ、取り返しのつかない事態になることもあるでしょう。放置したままではいけないことを、見て見ぬふりをするなど面倒なことには関わらずにいようとせず、自分事として各自が進んで行動を起こせば、世の中がもっと平和になるような気がします。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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