2022.02.15Web
ECサイトの種類と選び方
WEBコミュニケーション事業部の安田です。
ECサイト構築で多いご相談が「どのECが良いですか?」です。ECサイトは色々な種類があり、ECでの販売方法も様々なので選択に迷います。今回はECサイトの種類と選び方をご紹介します。
ECサイト構築方法の種類
まずはECサイトの構築方法の種類です。
大きく分けると以下の構築方法の種類があります。
フルスクラッチでの構築
サーバーもECのシステムも自社用に構築するパターンです。
【メリット】
・自由度が高い
【デメリット】
・構築費用が高い
・アップデートが必要
パッケージでの構築
パッケージとは、EC機能があるサイトを利用します。
パッケージでの構築は、基本的にサーバーは自社で用意して、有償のパッケージと無償のパッケージを利用します。EC機能がありますのでカスタマイズしなければサーバーにいれるだけで運用開始できます。
【メリット】
・フルスクラッチより費用を抑えられる
・自由度が高い
【デメリット】
・パッケージのアップデートが必要
SaaS(ASP)での構築
SaaS(ASP)は、EC機能もサーバーも用意されていて、登録したら利用できます。
以前は機能のカスタマイズができないサービスがほとんどでしたが、最近はカスタマイズできるサービスもでてきています。
EC以外のWEBサイトにタグを入れてサイト上で決済したりする機能もこちらの拡張機能とお考えいただければと思います。
【メリット】
・登録すれば利用できる
・エンジニア不要で開始できる
【デメリット】
・ランニングコストが発生する場合がある
・決済ごとに費用がかかる場合がある
・一部機能制限がある
・やりたい機能がない場合がある
モールでの構築
楽天市場やYahooショップなどを利用する形です。
【メリット】
・モールが集客してくれる
・登録すれば利用できる
・エンジニア不要で開始できる
【デメリット】
・ランニングコストが発生する場合がある
・決済ごとに費用がかかる場合がある
・機能制限がある
・やりたい機能がない場合がある
利用するECサイトの選び方
商品や販売方法にあった機能があるか?
通常購入や定期購入できる機能や仕入れが不定期なので入荷のお知らせが自動で送れる機能が必要など商品や販売方法にあった機能があることが必須だと思います。まずは商品、販売方法、決済方法、配送方法・料金なども事前に明確にしておく必要があります。
社内で運用していくのか?外部に依頼するのか?
社内にエンジニアがいるのであればどの構築方法でも問題ないと思います。
エンジニアがいない場合に社内で対応するのであればSaaSやモールになると思いますが、パッケージで構築して社内で対応できるようにするのも方法の1つです。ただ、セキュリティアップデート対応などは必要になります。
初期費、月額費、決済手数料、オプション費用などの費用
ECサイトは運用していても費用が発生する場合があります。商品ごとの利益にも影響がありますので事前に確認しておく必要があります。
最後に
実際に販売してみてから課題がでてくることもありますので、SaaSは無料お試し期間もありますし手軽にはじめられるので、まずはSaaSではじめてみるのもよいと思います。
ただSaaSも多くのサービスがありますので自社にあったサービスを選ぶ必要があります。
ECサイト構築を検討していてお悩みの方はお気軽にご相談ください。