2021.09.14Web
海外向けWEBサイト構築の3つのポイント
WEBコミュニケーション事業部の安田です。
海外向けWEBサイトの構築を相談されたときに、現在のWEBサイトを他の言語にして構築したいと言われるお客様が多くいらっしゃいます。デザインもコンテンツもそろっているのでそのまま流用すれば費用は抑えられますが海外の方は日本と文化や価値観が違います。海外で成功させるためには対象となる国にあわせて構築する必要があります。
また今回の「海外向けWEBサイト」は海外にいる方に向けたサイトのことです。
1. デザイン(色・フォントサイズ)
色は国によって好みや意味合いが異なります。日本の感覚で使ってしまうとこちらが意図していない形でとらわれることもあります。また好みでない場合だとせっかくアクセスしていただけたのにすぐ離脱されてしまう可能性もあります。
言語により1文字のサイズが異なります。日本語の字間や行間、フォントサイズでそのまま他の言語にされるとみにくい場合がありますので注意が必要です。
2. 掲載内容
よく言われるのが海外サイトのお問い合わせは「入力確認ページがない」「入力項目が少ない」です。日本では逆に入力確認ページがないと不安になります。メールアドレスの再確認も海外では見かけません。ページ内容で言えば文字を少なくして画像や図でわかりやすくするなどもよく言われます。他にも社会に貢献する活動やビジョンやストーリーなどの充実が求められることもあります。
また言語ですがGoogle翻訳などのツールで翻訳をお考えの方がとても多いです。翻訳会社に依頼すると高額なのでツールを使いたい気持ちはわかりますが表現の間違いやニュアンスもありますので会社などに翻訳を依頼することをお勧めします。
3. SEO対策
せっかく構築しても検索で表示されなければ意味がありません。少しでも検索上位に表示させるためには現地のSEO対策が欠かせません。対象の国が主に使っている検索エンジンがGoogleであればGoogleのSEO対策を行い、他の検索エンジンであればその検索エンジンに対応したSEO対策が必要です。また、サーバーやドメインも関わってきますので現地のサーバーやドメインを利用することをおすすめしています。
最後に
海外向けのWEBサイトを作って満足するのではなく、求める成果を得られるように繰り返し対応していくことが大切だと思います。