COLUMN

  1. ホーム
  2. 販促支援コラム
  3. わからないまま

2020.01.09社長コラム

わからないまま

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。

ここ最近では令和最初の年末年始とかオリンピックイヤーなどと、節目を意識させられることが多いですが、時間やイベントに便乗して日頃の生活を区切るということは、物事を切り替えるうえで非常に効果的だと私は感じております。惰性やマイペースで過ごすことは楽なことですが、人間は生活するうえで成長していかなくてはならないので、いかにタイミング良く物事を切り替え、成果を得るということは大切なことだと思います。
ところで、私は少年時代に少しだけ変わった楽しみをもっていました。それは国語辞典を最初から最後まで読むということです。当時、横書きの左開きの国語辞典を手に入れました。一般的な国語辞典といえば縦書きの右開きのものなのでしょうが、私が手に入れた国語辞典は横書きなのです。そのおかげで英語表現も違和感がなく読んでいて楽しさすらおぼえました。たしか1年ぐらいで1冊を制覇したと思いますが、その後は辞書サーフィンです。
あるひとつのわからない用語を調べると、意味の説明でまたわからない用語が出てくる。その用語をまた調べる。そしてまたわからない用語があればまた調べる。その繰り返し。
そして調べる用語の付近の用語のことも気になりその用語の意味も目に留まる。アナログの素晴らしさを当時は感じておりました。今でもその30年以上前の国語辞典は手元にありますが、さすがに最近はスマホで検索。とても早くて便利です。便利すぎるゆえに検索を躊躇することもあります。なぜなら結論を簡単に検索することで思考能力が低下するような気がするからです。忘れているようなことやわかりそうなことであれば、時間に余裕がある時は極力自分の頭で答えを導かせないと「ボケる」らしいです。職場の上司が「一度自分の頭で考えてみるように」などという指示がない場合などは別にして、仕事や急を要する場合はボケてしまおうが結論を優先するべきでしょう。

先日、ある商品を買うために販売店を検索したところ、最寄りで一軒の百貨店がヒットしました。そこは初めて訪れる百貨店で電車を乗り継いで売り場まで到着したのですが、似たような商品は見つけたのですがズバリのものが見当たりませんでした。販売員の方に聞けばよかったのですが、変な意地がはたらいて探し続けていたのですが結局自分では見つけられませんでした。半ば諦めかけたのですが、来たことを無駄にするわけにはいかないと思い結局インフォメーションに立ち寄って探すのを手伝っていただきました。すると、似たような商品の真反対にその商品が鎮座していたことがわかり無事に買い物を済ませることができました。帰りがけにインフォメーションの方にお礼を言ってきましたが、やはりその道のプロに聞くことが効率的ですね。最初から聞けばよかったです。
仕事上において、わからないことをそのままにしておくことはよくないことです。報告や問題の解明は極めて重要なことです。部下が上司に報告を怠ることで取り返しのつかない事態を招くことは多いです。報告のスタイルも案件により個人差が出てしまいがちですが、基本的に仕事上で問題だと思われるものは早めの報告が必須でしょう。そもそも部下が上司に報告しづらい理由は何かというのも、わからないままではよくないことなのでしょう。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

まずはお気軽にご相談ください

06-6965-3331

平日 9:00~17:00まで受け付けております。

お問い合わせ

まずはお気軽にご相談ください

最新のセールスプロモーションカタログをお届けします。

資料請求

POPツールカタログはこちら