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2021.09.14社長コラム

VUCAの時代とナンバープレート

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。このコロナ禍において緊急事態宣言の度重なる延長で、自粛していた飲食店も辛抱に耐え切れず、酒類を提供し始めたところも増えてきているようです。生きるために商売をしている方々にとって、この感染症まん延の影響は死活問題です。このような先の見えない時代の事を「VUCAの時代」といいます。現実がこれほど厳しい世の中であれば、現実逃避をしたり自暴自棄になったりする人もいるのではないかと思いますが、なんとか生きる術を模索して乗り切ってほしいものです。

さて、私は日頃から他人の車のナンバープレートの数字に興味をもっており、その数字の根拠を勝手に考えています。というのも今から23年ほど前に、登録自動車のナンバープレートにある下4桁のアラビア数字について希望するものが選べるようになりました。

つまりナンバープレートの数字を選びたい人は選び、特にこだわりの無い人は割り当てられた数字を付けるということになります。選べるといっても人気のある数字は抽選になります。全国統一で抽選の数字というものもありますが、地域によって抽選であったりなかったりするものがありますので地域性がそこで伺えます。だいたい抽選になる人気の数字は、1桁やゾロ目など誰が見てもわかりやすいものや、11-88(イイパパ)や11-22(イイフウフ)といった語呂合わせも多いです。10-01や80-08のように左右対称になるミラーナンバーといわれるものや、東京オリンピックにちなんで20-20なども人気があります。車好きの人であれば、その車の型式がBNR34であれば・・34にしたり、車種名を象形文字のようにしてみたり(B4であれば・134)、排気量が2000ccであれば20-00など、一般の人にはわからないものも選ばれます。とはいえ多くの人は誕生日(12月20日が誕生日の人は12-20)だったり、何かの記念日(1月29日が記念日の人は・129)だったりします。そして私が最近特によく目にする数字が・358です。以前からこの・358の数字の意味は自分なりに理解していたのですが、風水では「3=金運、5=帝王、8=成功」とされている数字のようです。また、お釈迦様が悟りを開いたのが35歳8ヵ月という云われもあります。ここから幸運をもたらすエンジェルナンバーとも呼ばれています。・358ナンバーの人気が沸騰し、ついに今年の4月から名古屋では抽選ナンバーになりました。人気の理由は定かではないようですが、おそらくこの不安定なご時世に、縁起を担いだり良いものにあやかったりする気持ちが出ているのではないでしょうか。

こんなところにまでコロナの影響が来ているのかと勝手に思っているのですが、コロナ禍で不安を抱えていて生活を改善したいと思う人も多いことでしょう。世間では様々な勉強会やセミナーといったものが開催されていますが、それに参加すれば今の状況を改善できるという簡単なものではないはずなので、それが本当に意味のあるものなのかということを見極めなければ思いもよらないしっぺ返しに遭うかもしれません。「・358ナンバー」を見かけるたびに私は、世の中の人たちがこの不安定な状況を乗り越えるために、信用している人に決して裏切られるなんてことがないようにと願っております。

信じる者は救われるという言葉もありますが、現実から目を背けることなく、周りに振り回されないように、自分自身を大切にしてほしいと思います。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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