先日は【デジタル販促】Vol5ではOMOマーケティングのコンテンツのひとつである
AR(拡張現実)についてご紹介させていただきました。
本日はARの第2弾として具体的にどのようなことができるかご紹介を致します。
■ARを見るための端末は?
ARを楽しむためにはどのような端末が必要なのでしょうか?その種類を説明します。
一般的なARを見るための端末はスマートフォンになります。
比較的新しい端末であれば、多くの機種がAR機能に対応しています。
もう一つがまだまだ販売台数は少ないもののAR専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)も存在します。HMDとは頭部に装着することで視界にデジタル情報を表示させられるものを指します。ARメガネやARグラスと呼ばれているものがこれにあたります。
Facebook、Appleやintelも開発を進めており、その機能や今後の実用性に関して期待がされています。
■スマートフォンでARを見る方法は?
スマートフォンでARを見る方法は主に3種類ございます。
① ブラウザ上で表示
二次元コードやURLからブラウザに推移してARを体験。
② 専用アプリ上で表示
ARを体験するための専用アプリをダウンロードし、アプリを通してARを体験。
③ Instagram上で表示
Instagramで利用できる「Spark AR」という、Facebook社が今後さらに力を入れていくとされている機能でARを体験。 10代から20代前半のユーザーを中心にInstagramのストーリーズを楽しむための新しいツールとして認知が広がってきており、徐々に一般普及し始めている「ARフィルター」という機能です。
■ARにはどんな種類がある?
ARには様々なコンテンツがありますが、代表的な4種をご紹介いたします。
下記コンテンツはお手持ちのスマートフォンでご体験いただけます。
① マーカー型
二次元コードをスマートフォンで読み取り後、ブラウザでカメラが立ち上がってから、指定のマーカーをカメラでかざすことでARコンテンツを出現させることができます。
マーカーは自由に設定をすることができ、ロゴマークや商品パッケージなどをマーカーにすることもできます。
② マーカーレス型
二次元コードをスマートフォンで読み取り後、ブラウザでカメラが立ち上がると、
すぐにARコンテンツが出現します。フォトフレームコンテンツや動画コンテンツなどの際に使われます。
③ 空間認識型
二次元コードをスマートフォンで読み取り後、ブラウザでカメラが立ち上がってから、
平面をかざすとARコンテンツが空間上に出現します。
3Dコンテンツを等身大サイズで空間内に出現させることができます。
事例として家具などを3Dコンテンツにして、実際に家の中に置いた時のサイズ感やイメージをARで体験することができます。
④ 顔認識型
二次元コードをスマートフォンで読み取り後、ブラウザでインカメラが立ち上がると、
顔を認識してARコンテンツを出現させることができます。
SNOW(アプリ)と似たようなイメージというと分かりやすいかもしれません。
■最後に
今回はOMOマーケティングのコンテンツのひとつである「AR」についてご紹介をさせていただきました。「AR」はあくまでもコンテンツであり手段になりますので、課題や目的を整理したうえで企画をしていくことが重要となります。
東具でもARの企画・開発を行っておりますので、ご興味を持たれた方がおられましたら
ぜひご相談いただけると幸いです。
次回は「AR」第3弾として、ARを活用したプロモーションのご紹介をさせて頂きたいと思います。
拙い文章で恐縮ではございますが、今後も「デジタル販促」に関わる情報をお届けしていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。