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2022.02.14社長コラム

乗り切るカギ

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。コロナ感染も第6波を迎え、首都圏では一日の感染者数も1万人超えが日常になっており感染回避も難しくなっているようです。感染者数が増えることで社会生活の疲弊や医療機関のひっ迫が不安視されます。そして感染者の方の中でも重篤化する方もいますし、後遺症が残るなど身体に影響を及ばす方もいます。勤務先や学校に行くことも制限されるなど不都合なことも多く、私自身はできれば感染したくないと思っております。

そのようなわけで先日私は、3回目のワクチン接種を済ませてきました。幸い副反応の症状も出なかったです。接種したからといって油断せず、感染対策に一層心がけようという思いが強くなりました。特効薬が一般流通すれば、世の中の不安も緩和されるでしょうが、もう少しの辛抱ですかね。

前置きが長くなりましたが、実は私個人としてはコロナ感染に関する話題に触れることに少々抵抗感を抱いているのです。専門的な知識があるわけでもなく政府の対策に対する不満があるわけでもなく、ただ単に早く平和な日々が過ごせることを願っています。人の長い歴史の中で、戦争や恐慌などの生活をおびやかすことは数多くあったわけで、様々な代償を払うことがあったでしょうがなんとか乗り越えて今の生活が成り立っているのも事実であります。現在は新型ウイルスにおびやかされているのですから、乗り切る術を講じて組織だけではなく、一人一人が意識を高め、行動していくことが必要なことだと思います。

さて、人は新しいことや苦手だと感じることに対して、どのような行動をとるのでしょうか。
まず想像力を働かせてシミュレーションをしてみるでしょう。「ああしたらこうなって、こうしたらああなって」など頭の中で予行練習をして実行に移すこともあれば、総合的に考えた結果として行動に移さないということもあります。個人のことであればどちらの選択をしようが他人に迷惑を掛けなければ特に問題ではないでしょうが、職場の業務としてやるべきことを実行に移さないという選択は、特別な理由が無い限り社会人としては問題有りでしょう。例えば、私は社会人になりたての頃は営業職で飛び込み営業をしておりました。

当時は前もってアポイントも取らず、少しの事前情報と知識だけを携えて訪問をしていたのですが、何かしらの収穫は得られたと実感しております。ただ、担当者不在ということも多かったので、事前に電話でアポイントをとるようにしました。しかし、いざ電話を掛けようと準備をすると頭で考えることが多くなり、悩み出したら時間の無駄と感じるようになり、結局頭の中が空っぽの状態で電話を掛けるという手段をとっていました。要するに自分が勝手に思い込んで悩む想像の世界より、逃げられない現実に飛び込むほうがそこから得られることは大きいと思っていたのです。「案ずるより産むがやすし」です。ことわざや故事成語が好きな私は、他にも「杞憂」という言葉もよく頭に浮かびます。「杞憂」とは、無用の心配、取り越し苦労という意味ですが、行動を遅らせる要因になります。他に近い言葉として「行動に移さないことこそリスクである」など非常に良い言葉だと思います。

コロナ禍において自粛するということも、ある意味では行動の一つであると言えます。

手指消毒、マスク着用、換気、ソーシャルディスタンス、3密を避けるなど、行動に移さなければならないことはたくさんあります。同時に組織の一員として、役割を果たすための行動も工夫しながらしていかなくてはなりません。

世間の風潮ばかりに囚われるのではなく、やるべきことは即行動に移すということが、今のこの不穏な雰囲気を乗り切るためのカギになるのではないでしょうか。

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