2022.05.17販促・マーケティング
売り場で手軽にCM音声が流せる音声POP
こんにちは。企画開発部開発チームの泉です。
昨今のサイネージの価格上昇の影響により、弊社の音声POPについては例年に増して多くのご引き合いをいただいております。
音声POPは店頭でゴンドラ什器のプライスレールに引っ掛けるなどの方法で設置され、その前を人が通るとあらかじめセットしていた音声が再生されるという定番の販促ツールです。
音声POPで再生される音声の内容は、タレントやナレーターさんの音声POP専用のナレーションをご支給いただくこともありますが、昔からテレビやラジオのCMの音声をご支給いただくことが多いです。
そこで今回は音声POPでCMの音声を流すメリットについてお話します。
店頭で音声POPが果たす役割
音声POPをご採用いただいているメーカー様が音声POPを使用する理由として以下のようなものが挙げられます。
- 店頭で買い物をしているお客様に自社の商品に気づいてもらうため
- 商品の特長を説明するため(店員さんの代わり)
- 世界観を演出するため(BGMとして使用)
特に1番目の『店頭で買い物をしているお客様に自社の商品に気づいてもらうため』ということが目的の場合にテレビやラジオのCMの音声が使われることが多いです。
また、最近はYoutube限定で公開しているCMの音声などをご支給いただくこともあります。
CMの音声は短い時間で商品を『わかりやすく説明』しており、売り場で流れた際には高い『アテンション・リマインド効果』があるという、大きく2つの特長を持っており、音声POPに適しているからです。
ちなみに、2番目の『商品の特徴を説明するため』を目的とされる場合は、お客様に欲しいと思ってもらうための訴求で、最長1分程度のタレントやナレーターのナレーションの撮り下ろし音声データをご支給いただくことが多いです。
ナレーターについては弊社にて手配することも可能です。
アテンション・リマインド効果
消費者が商品やサービスを知ってから購買に至るまでの心理的なプロセスとして、AIDMA(アイドマ)という言葉があります。
AIDMAとはAttention(注意/商品やサービスの認知) → Interest(関心/商品やサービスへの興味や関心) → Desire(欲求/購買意欲) → Memory(記憶/リマインド) → Action(行動/購入)というプロセスの頭文字をとった言葉です。
お客様は普段の生活の中でTVや動画サイトを見てCMに触れているので、CMの映像とともに商品については認知(Attention)されているはずです。
中でも類似の商品を使っていたりして商品のジャンルに興味があるお客様は関心(Interest)を持ってCMを見ており、記憶の隅っこにでもCMの映像を覚えてくださっています。
さらにはCMを見て、商品のことを欲しい(Desire)と思ってくださっているかもしれません。
その後、店頭でお客様が音声POPの前を通ったタイミングで音声POPからCM音声が流れると、お客様はCMで見た映像を思い出し(Memory)、音の鳴る方へと目を向けます。
そして実際に商品と訴求を見ていただけることで商品の購入(Action)へと繋がります。
音声POPはこれが実現できる販促ツールです。
内容のわかりやすさ
CMは15秒~30秒といった短い時間の中で商品訴求の内容も要点を絞って洗練されており、店頭でもお客様にわかりやすく商品の説明をすることができます。
さらに、CMは製作時に数カ月間の打ち合わせを経て既に関係各所からの校了が済んでいるものがTVやYoutubeなどのメディアで公開されています。
そのため、CMの音声を音声POPに使用した際にも音質や印刷のご確認をいただく程度で、それほど手間をかけずに店頭でCM音声を流すことができます。
メーカーの販促ご担当者様にはCMの動画または音声データをご用意していただくか、メーカー様のご同意が得られればYoutubeの動画データを音声POPに入れてサンプルを作成することも可能です。
サイネージに対してのメリット
サイネージには動画を使ってお客様に商品紹介を見ていただけるという大きな特長があります。
一方で音声POPは動画での説明こそできないものの、訴求面がありますので、目を引くデザインを入れたり、POPUPを貼って立体的に表現したりと視覚・聴覚を使ってお客様に商品をアピールすることができます。
また、サイネージは小売店様に電源を用意していただく必要がありますが、音声POPは単3電池2本を電源としているため、電源スイッチをONにして設置していただくだけと店員さんにほとんど手間をかけません。
価格面でもサイネージは昨今の半導体の価格上昇に伴い、販売価格も上昇していたり、中国のロックダウンの影響を受けて生産が滞ってたりしています。
弊社の音声POPについては在庫が潤沢にございますので、現時点では通常通りの納期・価格でご提供することができます。
このように、音声POPでCMの音声を店頭の売り場で流すことで、予算を抑えながらお客様に商品へ興味を持っていただき、商品価値の説明ができる効果的なPOPを作ることができます。
商品のCMを作られていない場合でも、弊社にてナレーターをご用意することが可能です。
この記事を読んで音声POPに興味を持っていただけましたら、まずはサンプル作成からお気軽に営業にご相談ください。