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2023.01.10社長コラム

初日の出

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
新しい年を迎え、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。
なかなか厳しい社会情勢でございますが、必ずこの荒波を乗り切り、皆様方と共に繁栄することを思い描いておりますので、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

今回の年末年始は3年ぶりに行動制限の無いものになり、帰省や旅行などを久しぶりに実行された方も多かったのではないでしょうか。コロナに対する考え方も変わりつつありますが、忘年会や新年会などでは大人数が密に集うことを避け、各施設では入場制限を設けるなど、やはりコロナ禍前とは違ったスタイルになっています。

ここ最近では働き方の変化も顕著に見られるようになりました。大晦日の鉄道の深夜運行を実施しないところや、スーパーなどの生鮮食品を扱うお店などは正月三が日は休業するところも多く、また、コンビニも通常で24時間営業ではないところもあり、妙に休みが多いような気もします。効率化と過剰労働にならないことを目指してのことでしょう。しかし、休むばかりではなく、活動する方向に関しても大いに注力しなければ、未来に向けた成長は望めないと感じます。

 さて、新年ならではの行いの一つとして「抱負を掲げる」というものがあります。
新しい年という節目に、自分の新たな決意や目標を持つことですが、皆さんは誰に対して決意表明をしていますか? 自分自身で思いをしたためている人もいれば他の人に公表する人もいます。神様や仏様??に対してといった人もいるでしょう。なかには新年の一番はじめの日の出である、初日の出に向けて決意表明をする人もいるでしょう。

 そこで、初日の出とはそもそもどんなものなのか、なぜ拝むのか調べてみました。一般的には「縁起が良さそう」や「御利益がありそう」など、神々しいパワーが発せられているようなイメージを持たれている人が多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょう。諸説あるようですが、日本では昔から「年神様」という考えがあります。「年神様」は初日の出が昇ると同時に現れ、幸せや豊作など豊かさを各家庭にもたらすと信じられています。つまり、初日の出は年神様の出現を意味し、年神様にその年の豊作や幸せを祈るために、初日の出を拝むようになったそうです。そして似たようなもので「ご来光」というものがあります。ご来光は「いつの日の出か」ではなく「どこで見る日の出か」を指しており、具体的には山頂から見る日の出のことです。ちなみに初日の出は年神様が関係していることで神道が由来で、ご来光はお釈迦様が現れるときに背後から差し込む光と朝日が昇る姿が似ていることが関係しており仏教が由来だそうです。さらに、とあるデータによると初日の出を見たことがあるという人は全体の50%ほどのようで、また、正月早々、寒い中、早起きして初日の出を拝む人はロマンチストな人が多いらしいです。

私は田舎で過ごした高校生時代に、友達とよく初日の出を拝みに行きました。私の田舎は山と海しかないので、基本的には元旦に2時間ほどかけて近所の標高350mほどの山に登り、朝日を拝んでいました。つまり、初日の出とご来光をダブルで拝んでいたことになります。その当時はロードワークの名目で走って駆け上がり、山頂から臨む太平洋の水平線から現れる初日の出を拝むことだけを目的にしていました。山に登りきった後に拝む日の出は達成感と充実感を与えてくれました。当時は抱負も掲げなければ御利益を授かろうとも思っていませんでしたので、もしかしたらロマンチストだったのかもしれません。

今では早起きが日課である私は、毎日、日の出を見る機会があります。つまり、毎日、(その日の日の出を)初日の出だと思い拝めるチャンスがありますので、日々決意表明をしつつ有意義な一日が過ごせる人間になりたいと思います。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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