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2023.02.14社長コラム

雪への想い

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。

長きにわたって苦悩を強いられてきた新型コロナウイルスに関して、ようやく大きな転換点を迎えることになってきました。
まず、治療薬として経口抗ウイルス薬が承認され、国内での使用が可能になるなど、人々の安心材料が出来たことは非常に嬉しく思います。
そして、みなさんもご存知の通り、感染症法上の位置づけが2類相当から5類に移行することでマスク着用に関しても見直されるようになります。マスクを着用しないことが日常になると、コロナ禍以後に知り会った方はマスクをした状態で記憶にあるため、マスクを外すと最初はお互い認識しづらくなるかもしれません。マスクを着用していないことによる不安感を抱く方もいるようです。法律上の分類が変わっただけで全てがコロナ禍以前に戻るわけではありませんが、少しずつでも事態が改善され、平和で明るい社会になることを切望します。

さて、新しい年を迎えて気づけば立春も過ぎ、暦の上では春が始まりました。私が暮らしている大阪では梅の花がほころび始め、少しずつ日脚も伸び、春の気配を感じております。

しかし今年も豪雪による被害が各地で起こりました。幹線道路においての立往生による交通渋滞。その影響で物流の麻痺。また、停車した列車の車内に長時間取り残されるなど、私たちの身近なところにも被害が及びました。
積雪による生き埋めや、自動車の車内で暖を取らざるを得ない状況下で起こる一酸化炭素中毒などにより命を失った方もおられます。連日のニュースでその内容に心が痛みました。

近年では地球温暖化の影響で、一晩で1メートルぐらい積もるような「ドカ雪」が増えてきているといわれています。
地球温暖化と雪の関係について調べてみると、大気中の水蒸気が多いことで0度を下回ったときに降雪量が増えるようです。
大陸からの冷たい北西季節風が吹くと、日本海の暖流によりもたらされた海上の水蒸気が、風に乗って日本列島中央で連なる高い山にぶつかり上昇し、大量の雪雲を発生させて、日本海側を中心に大雪になるようです。また、西高東低という、いわゆる冬型の気圧配置が崩れる2月~4月頃になると、日本付近を西から東へ通過する低気圧が多くなります。なかでも本州の南岸を進む低気圧(南岸低気圧)は、太平洋側、特に関東地方の南部などに大雪や大雨を降らせる原因の1つとされています。低気圧の北から寒気、南から暖気が流れ込む場合、大気が南岸を進行するときにそのコースが陸地に近いほど雨になりやすく、遠いほど雪になりやすいといわれています。そして今冬はラニーニャ現象が発生したことにより平年以上の大寒波襲来となりました。

雪害がなくても、これだけ寒いと純粋に辛いですし、昨今では電気代ガス代といった光熱費の高騰も気になります。このような異常気象が続くと、地球温暖化についていやでも考えさせられますし、CO2 削減に関しても無視できない状況になるのではないでしょうか。

私が幼かった頃は雪が珍しい地域で暮らしていたこともあって、雪が降るとワクワクしておりました。高校生のときにスキー場で住み込みのアルバイトをした頃から雪への魅力に取り付かれました。大人になって車で雪道を走行することになると恐怖や危険との隣り合わせで、肝を冷やした経験もあります。そして東京都内を車で営業活動をしているときに積雪に見舞われ、慣れない手つきでタイヤチェーンを装着して苦労した記憶もあります。

なにより雪に不慣れな人間は、雪が積もった中を歩くだけで転倒する可能性が高く危険だと思っております。ですから今では、雪が降ると「積もらないといいなぁ」と思うようになり、スキー場のような積もるべきところに降ればいいのになぁと、情緒の無い感性になってしまいました。

雪に対する想いは人それぞれあると思います。また、雪の季節が過ぎ、春が訪れ新しい季節になると、新たな想いが生まれてくるでしょう。
最近では花粉症で辛い思いをされている方をよく見かけますが、幸い私は花粉症の症状がまだありませんので、気持ちに寄り添えず複雑な気分です。
四季の彩り豊かな日本で生活し、四季の移り変わりを肌で感じ、それぞれの季節を楽しめるようになりたいです。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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