2023.03.08社長コラム
2週間単位の生活
株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。
暦の上では啓蟄(けいちつ)も過ぎ、私の住む大阪では梅の花も綺麗に咲き誇っています。私自身花粉症ではないと思っているのですが、それでも今年は眼に違和感を覚えますので、大量の花粉が世の人々を苦しめているというのを察します。
さて、冒頭に「啓蟄(けいちつ)」という言葉を使用させていただきましたが、時期的なこともありよく耳にします。正確には今年は3月6日の当日にのみテレビのニュース等で耳にしたのですが、季節を表す言葉として用いられる二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで「地中で冬ごもりをしていた虫が姿を見せる」とされている日です。
せっかくですので二十四節気全てを表記させていただきます。
立春(りっしゅん) 2月4日頃 |
雨水(うすい) 2月19日頃 |
啓蟄(けいちつ) 3月5日頃 |
春分(しゅんぶん) 3月21日頃 |
清明(せいめい) 4月5日頃 |
穀雨(こくう) 4月20日頃 |
立夏(りっか) 5月5日頃 |
小満(しょうまん) 5月21日頃 |
芒種(ぼうしゅ) 6月6日頃 |
夏至(げし) 6月21日頃 |
小暑(しょうしょ) 7月7日頃 |
大暑(たいしょ) 7月23日頃 |
立秋(りっしゅう) 8月8日頃 |
処暑(しょしょ) 8月23日頃 |
白露(はくろ) 9月8日頃 |
秋分(しゅうぶん) 9月23日頃 |
寒露(かんろ) 10月8日頃 |
霜降(そうこう) 10月24日頃 |
立冬(りっとう) 11月7日頃 |
小雪(しょうせつ) 11月22日頃 |
大雪(たいせつ) 12月7日頃 |
冬至(とうじ) 12月21日頃 |
小寒(しょうかん) 1月5日頃 |
大寒(だいかん) 1月21日頃 |
それぞれ季節柄の意味がありますので、これらの言葉を理解すればその時期の特徴や、季節の移り変わりを感じることができて、心が豊かになるような気がします。
このように並べてみると、約2週間ごとに設定されていることがわかります。
1年365日を24で割ると約14日になるので当然と言えば当然なのですが、私はこの約14日間のサイクルが心地よく、日頃から「約14日間≒2週間≒半月」を意識した生活をしています。
つまり1年は2週間が24回で構成されているという考えです。ちなみに端数はおまけです。一般的には1年の構成は12ヶ月で、その1ヶ月を1週間単位で考えることが多いと思いますが、2週間単位ですと仕事上で課題をやりこんだり、ミーティングの間隔であったり、1ヶ月目標の途中の観察など、私にとってはベストな間隔なのです。
もしかしたら「2週間単位の生活」というワードは既に一般的なスタイルなのかと思い調べてみると、「2週間の変形労働制」についての話題ぐらいしかありませんでした。
ですから私の言う「2週間単位の生活」は今現在では一般的には立証されていませんでした。
どの単位・間隔が適切かは、ものごとによって違いますからね。
1年の過ごし方は考えや行動によって早くも遅くも感じます。
同じ1年を過ごすのであれば、せっかく四季のある日本で暮らしているのですから、二十四節気を感じられる心にゆとりのもてる生活をし続けていきたいものです。