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2021.05.18社長コラム

趣味の話

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。東京都・大阪府・京都府・兵庫県の緊急事態宣言が延長され、愛知県・福岡県も追加になり別の地域でもまん延防止等重点措置法が施行されるなど、感染予防に関しての対応がまだまだ予断を許さない状態です。自分だけが辛いわけではなく世界中の人が苦悩しているのです。各自一人一人が責任のある行動をとることが重要だと思います。

このコロナ禍で、人々の価値観や様式もいままでと違った変化がみられます。人前でマスクを外さないということがマナーとなり、マスク自体も、色のついたもの、ロゴが入ったもの、ウレタン素材のものなど機能性だけではなく、ファッション性も加味したものもありバリエーションも豊富です。マスク生活も1年以上が経ちますが、私はいまだに黒いマスクをつけている人を見るとドキドキします。また、マスクをしているせいで顔の表情が隠れがちになるので、コミュニケーションも取りにくく相手とのやりとりも微妙な違和感もあります。マスクによって顔の半分ほどを隠すので、挨拶や会議などでは人によっては気持ちの半分ほど隠している人もいる気がします。

ところで、緊急事態宣言中は不要不急の外出は控えなければなりませんが、その時間を趣味に充てて、新しいチャレンジをされた人もいるのではないでしょうか? 私もそのうちの一人で、これを機に新たに始めたこともありますが、今回は私の趣味の話を少しさせていただきます。「趣味は何ですか?」と聞かれると私は「洗車」と答えます。こう答えると「車が好きなのですね?」と返ってくることがほとんどですが、実際のところは「洗車>タイヤ≧車」というのが正解です。一人の時間に没頭できる、まさに自粛期間には相応しい趣味です。

私は23歳の時に初めて車を買いました。中古車でしたが見た目の程度が良く、大切にしようと週一で洗車をしていました。その時から洗車機などは使わず手洗いオンリーです。当時は、東京の荒川の堤防沿いにポリタンクの水を持参して車を停め、まず水洗い → シャンプー → 濯ぎ → 拭き取り → ワックス → 拭き取り → タイヤ周りの洗浄 → 拭き取り → 内装の清掃(濡れ雑巾とガムテープ) → 仕上げ。このように毎回朝の8時から始めて夜の6時迄で約10時間かけていました。一種のボディトレーニングにもなりました。汚れが落ちていく爽快感と、没頭できる時間はとても充実していました。そして洗車の精度も上がってきて、車の汚れ具合からどのような運転をしていたか想像したり、心当たりのない小キズを見つけたりなど発見があり、実に意味のあるものです。この意識が無くなったとき、車の運転も油断してしまい大小の事故につながると常に思っています。

昨今では効率化を意識して洗車機を使用したり、洗車専門業者などに依頼したりすることが流行っているようです。たしかに目的である車をキレイにするということは達成しますが、自分で洗車することの付加価値や背景を感じられないことが、もったいないと私は思います。理解される人はなかなかいないでしょうが。

時間や手間を惜しむという考えよりも、時間や手間を効果的に使うと考えれば自分自身の経験や成長にもなるのではないでしょうか。コダワリをもつことで自信になり、環境の変化といった問題にもブレない自分が確立するのかもしれません。

まだまだコミュニケーションがとりにくいこの渦中に、他人に迷惑をかけることのない趣味のようなものがあると、日々の生活も前向きに過ごせるような気にさせてくれます。マスクをしたままでも自分らしさを表現出来ることこそ、いま必要なことだと思います。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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