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2021.10.13情報

SP-RING(在庫・出荷管理システム)の管理画面のご紹介

こんにちは。東具の辛嶋(カラシマ)です。
今回は、弊社の在庫・出荷管理システム(サービス名称:SP-RING)についてお話をさせて頂きます。

SP-RING(スプリング)の説明の前に、在庫管理システムの根幹となるWMSについて説明いたします。
WMSについてですが、WMSとはWarehouse Management Systemの略で『倉庫管理システム』と言う意味になり、主に入出庫管理や在庫管理などの倉庫業務の業務効率化と正確性向上を実現する仕組みです。

よくWMSを導入せずとも売上や仕入れなどの情報を一元管理している基幹システムでも在庫管理できますよね?と質問を頂くこともありますが、ピッキングやロケーション管理、発送伝票の発行や棚卸などは基幹システムではできず、WMSを利用する事で可能となります。

■WMS導入の3つのメリット

WMS導入の効果として、大きく3つのコトが挙げられます。

1. 在庫(保管数)の視える化

⇒WMSでは入出庫業務としてハンディを活用して入出庫業務にあたります。入出庫業務が完了するとリアルタイムに在庫に反映されますので、在庫の視える化が実現します。また、先入れ先出しの機能を使う事で製造LOT管理や消費期限の管理も行うことが可能となります。

2. 倉庫業務の業務効率化

⇒WMSを利用する事で、システムからロケーション(倉庫内の保管場所)やピッキングリストが出力されますので、指示通りに作業を行うことで、探すムダの削減や作業人員の削減が可能となります。また、システムから明確な指示がでるため、ベテランからの依存脱却も可能となります。

3. 出荷作業の正確性向上

⇒WMSを導入すると目視による確認だけではなく、ハンディやバーコードを利用した確認を行うことでヒューマンエラーを削減できます。デジタルによる確認も行うことで誤出荷が減り、出荷作業の正確性が向上します。


以上のように在庫や出荷に関して、導入することによるメリットも大きく、弊社でもWMSを導入しております。しかしながら......WMSを導入する際に各社比較して感じた事は、物流の現場側には管理しやすいものの、顧客側(出荷依頼側)から見た時に出荷依頼がしづらい、在庫数が分かりづらいという点がありました。

■操作しやすい出荷管理システム「SP-RING」

そこで弊社ではWMSを導入する際に、物流倉庫側と顧客側の管理画面を切り分けて作成し、物流倉庫側は物流品質向上と生産性向上を図りやすいようにし、顧客側(出荷依頼側)は出荷依頼しやすい、直感的に操作しやすくし、顧客側画面の出荷管理システムをSP-RINGという名称で提供させていただいております。

SP-RINGの出荷管理画面のご紹介

SP-RINGの画面を一部ご紹介させて頂くと、左図のように『SP-RINGのログイン画面』 ⇒ 『管理TOP画面』に画面遷移します。

↑ログイン画面

↑管理TOP画面

在庫一覧画面を確認する際は、『管理TOP画面』から『在庫照会』を選択します。

※事前に設定を行っていれば商品特性や商品分類等からソートをかけることも可能です。

※検索条件にある『プロジェクト』は、各商品を一括りにするグループ名になります。例えば、『2021年秋冬販促物』や『〇〇〇化粧品用販促物』など各商品をいずれかのグループに属す必要があります。

商品画像がサムネイルで表示され、『在庫数(実棚数量)』と出荷依頼済の数量を差し引いた『依頼可能数』が表示されるようになっております。また、在庫状況は商品後に『〇』『△』『▲』で表示でき、一目で数量が少なくなっているのかが分かるようになっています。
※発注点は、定めた数量を下回った際にアラートメールを送る設定を行うことができます。

配送の手配を行う際は、『管理TOP画面』から『配送依頼』を選択し、プロジェクト欄の中から配送するプロジェクトを選択します。そしてECサイトのように欲しいアイテムに数量を入れ、カートに入れる流れで直感的に発送依頼を行うことができます。(その後に送り先等の入力画面があります。
※配送依頼は『送り先1ヶ所に送付』する方法と、複数の送り先に送付する際はCSVファイルを用いて『一括で配送依頼』をする方法があります。下図では送り先1ヶ所に送付する方法を説明いたします。

その他、パソコン画面だけではなく、下図のようにスマートフォン画面での操作も可能です。

PCからだけではなく、外出先からでもスマートフォンを用いて発送依頼を行うことが可能です。(スマートフォン版は画面の切り替え操作が必要となります)こちらもプルダウン式で直感的な操作を行うことが可能となり、発送依頼も先ほどのECサイトから依頼するような流れで操作を行います。

 
今回ご紹介させて頂いた内容は一部ではございますが、弊社システムを導入いただいた企業様からも直感的な操作で分かりやすいという事が導入の決め手として評価を頂いております。

なお、弊社SP-RING(在庫・出荷システム)は、物流品質の向上、お互いの業務効率向上を行えればと思い、現状は無料提供を行っております。※保管料・廃棄料・出荷費用等は掛かります。


もし、SP-RINGのシステムをもう少し詳しく知りたい、導入を検討したいと検討いただけるのであれば、弊社 営業担当へ問い合わせを頂くか、品質管理 辛嶋までお問い合わせ頂ければ幸いです。

 
今後とも宜しくお願いします。

投稿者

辛嶋

セールスプロモーション事業部 東日本エリア 品質管理

辛嶋

品質管理チームの次長。
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