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2021.11.16情報

自販機で寄付を。TABLE FOR TWOの「CUP FOR TWO」参加までの流れ

こんにちは。開発チーム山本です。

当社では11月1日より本社と東大阪物流センターで「TABLE FOR TWO 寄付参加型自販機」の設置を開始しました。
今回はTABLE FOR TWOの活動や導入の流れなどご紹介いたします。

TABLE FOR TWO (TFT)とは

2007年に日本で設立された特定非営利活動法人団体「TABLE FOR TWO」。
直訳すると「二人のための食卓」。先進国と発展途上国の食卓をつなぐという意味が込められています。
先進国の肥満と開発途上国の飢餓食の不均衡是正のために、日本や欧米の先進国の食生活改善の促進と開発途上国への寄付に関する事業を行っています。

社員食堂や店舗で対象となるヘルシーメニューを購入すると、代金の内開発途上国の給食1食分の金額にあたる20円が寄付となり、 飢えに苦しむ子どもに給食1食分をプレゼントできる、というのが基本の仕組みです。

TFTでは様々な形で参加できるプログラムがあり、社員食堂や学生食堂、自動販売機、食品宅配などを通じて寄付ができるような仕組みになっています。
また、「おにぎりアクション」はSNSのハッシュタグを利用したイベントで、投稿した写真1枚あたり途上国に給食5食が贈られ、その費用は賛同企業や団体が負担します。
2015年から始まったこのイベントで、これまでに約540万食の給食が届けられているそうです。

当社が今回参加したのは、TFTプログラムの内の寄付型自動販売機「CUP FOR TWO」の取り組みです。
社内に設置したTFT自動販売機でドリンクを購入すると、購入金額の内設定した割合の金額が寄付されるという仕組みです。

寄付と福利厚生を同時に行える

今回、飲料の価格設定で当社代表の清水がこだわった所は、
「寄付と同時に福利厚生の充実にも繋げたい」という点でした。
寄付をするのは会社ではなく飲料を購入する社員です。
ただ寄付をしてもらうだけではなく、買いたくなる価格設定であることも重要です。
社屋内に設置することで社員向けに販売価格を安く設定することができるので、
“寄付額をできるだけ高く、販売価格をできるだけ安価に”を優先しベンダーさんと交渉しました。
結果、会社への収入を無くし、自販機の電気代を負担するという形で運用することとなりました。

導入までの流れ

当社の本社にはもともと自動販売機は設置されていなかったので、色々と手続きが複雑なのかと思いましたが、導入までの手続きはとてもシンプルでした。

①TFTに参加しているベンダーに問い合わせ

当社ではすでに東大阪物流センターで通常の自販機を設置いただいていたベンダーさんにお声がけしました。
参加企業やベンダーはTFTのHPから確認することができます。

②飲料の販売価格と寄付額の設定

ベンダー取扱い製品それぞれの販売価格の交渉と、その内何%を寄付に充てるか、という設定をします。
ちなみに当社がお世話になっているベンダーさんでは、飲料1本あたり販売価格の1%を負担していただけます。
寄付金の支払はベンダーさんが代行してくれるので、自社での寄付金の集計や入金処理は不要です。
また、ベンダーさんからは寄付額の連絡、TFTからは領収書が発行されるので、寄付金の確認も容易に行えます。

③TFTへ参加申請書を提出

ベンダーさんに用意していただいたTFTプログラムへの参加申請書を、TFTへ提出。
申請書の大半はベンダー側で作成いただいているので、内容の確認と署名をするのみでした。

④ベンダーとの契約書締結と自販機の設置

契約内容が確定したら契約書の締結、自販機の設置となります。
業務的にTFTに参加するための作業は申請書を提出するのみで、他は通常の自販機設置と変わりません。



自販機には自作のポスターを差し込みました。ロゴ使用方法などに問題が無ければ、オリジナルポスターを使用してもいいそうです。

問い合わせから設置までは約2か月。飲料の選定や価格交渉に時間がかかったため設置までに時間がかかりましたが、すでに自販機を設定されている企業様は、ベンダーがTFT参加企業だった場合もっと短期間で導入できるかと思います。

社員の反応は?

私は本社に在籍しているのですが、朝、昼、夕方と「ピッ」「ガシャンッ」と自販機から飲料が落ちてくる音を頻繁に聞くようになりました。
人気は上々の様です。
導入が決まった時「楽しみにしてます!」と声をかけてくれた人もいました。
初回はアンケートを取って希望する商品を入れていただいたのですが、今後は売れ行きが鈍い商品はベンダーさんが他の商品と差し替えてくれるので、販売管理をしなくても良いのも助かります。

無糖コーヒー、カフェオレ、スープ、炭酸飲料、エナジードリンクが人気の様です。
人気は上々なのですが、本来の目的である「ヘルシー」を損ねないか心配です・・・



いかがだったでしょうか。

思ったよりも簡単に導入できる寄付型自販機。
1回の購入で寄付できる金額はほんの少しですが、今まで普通の自販機やコンビニで購入していた事を考えると、寄付も福利厚生も積み重なれば大きな差になります。

半年後にはどれぐらいの寄付額になるのか、またこちらのコラムでご報告させていただこうと思います。

投稿者

山本

企画開発部 開発チーム

山本

開発チーム メンバーの山本です。
アーモンドフィッシュが大好きです。

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