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2021.11.16情報

加工作業場のご紹介 その2!品質を高めるために導入している加工設備

こんにちは、生産管理部の渡邊です。

以前、物流センターの設備についてご紹介させていただきましたが、その時にご紹介できなかった設備について今回はご紹介させていただきたいと思います。

【ベルトコンベア】

人の手を使わずに半製品や商品を運ぶ(流す)機械。商品を動かす手間を機械が行うことで効率化を図ります。例えば、人の手のみで流しながら作業を行った場合、①商品を手元に持ってくる②加工する③商品を次の人に渡す、という作業が発生します。しかしベルト上で同じことを行った場合、②加工する、のみの作業となり、①③はベルトが勝手に運んでくれます。作業内容によりますので一概にすべての内容がこの例に当てはまるわけではありませんが、効率化、省力化を図る上で100年以上前から使われている、生産現場においての代表的な機械になります。

 
 

【製封函機】

段ボールケースの上部、下部もしくはその両方のテープ貼り作業を自動で行う機械。一つの商品を一つの段ボールケースに梱包する場合や、梱包する数量が多い時に時間を短縮することが出来ます。テープカッターを使用することが不要になるため、ケガによる段ボールケースへの血痕付着のリスクを軽減するメリットもあります。高さや幅の調整は手作業で行うため、梱包する数量が少ない場合は準備に時間がかかる分、逆に効率が悪くなることもあるので注意が必要です。

 
 

【インクジェット】

ベルトコンベアで流れてきた商品や段ボールケースに印字するための機械。流れてきた段ボールケースなどにセンサーが反応し、決められた場所にインクを噴射してロット番号や製造年月日などを印字することができます。ベルトの速度やケースの印字位置など細かい設定が事前に必要になりますが、一度設定が出来てしまえば後は自動で印字してくれるので1ケースずつラベルやシールを貼り付けるといった作業が不要になります。

↑インクジェットを動かしている様子

 

【捕虫器】

物流センターに実際に設置されている「吸引式捕虫器」の画像です。左の画像が倉庫入口で、右の画像が倉庫入口から入って通路側奥の突き当りに設置されています。

虫を捕まえる機械。弊社では、光学式誘引捕虫器、吸引式捕虫器、PPトラップを使用しています。光学式誘引捕虫器は、虫の好む光を広範囲に拡散し虫を誘き寄せ、粘着シートで捕らえます。吸引式捕虫器は、誘虫灯とファンによる吸引、誘引剤でも虫を誘き寄せ、周囲の虫を捕らえます。PPトラップは床に設置し強力な粘着シートによって室内に侵入する歩行性昆虫を捕獲します。物流センター内に合計で36ヶ所トラップを設置し、どの場所にどのような種類の虫がどれだけ発生しているのかを計測できるようにし、虫の侵入を防ぐための取り組みを行っています。

 
 

【紙枚数機(計数機)】

薄紙を計測する機械。アッセンブリした商品に同梱する取扱説明書などの数量確認や、間紙(あいし)を入れて区切りの数量を明確にするために使用します。何千枚とある取説を人の手で数えていると、間違いや時間のロスに繋がります。計数機を使用すれば、10枚ずつ、20枚ずつなど設定した数字ごとに間紙を挟んでくれるので、梱包後の数量確認と合わせることで取説の入れ忘れや入れ過ぎの防止や、合計数量の正確性向上に役立ちます。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

生産現場で広く使用されているものから少し珍しいものまでご紹介させていただきました。毎回新しい設備が導入された時に思うのですが、品質や生産性の向上のために人間が常に考え新たに開発されている画期的な機械やシステムにとても感心してしまいます。ただ、その設備が持っている力を最大限発揮するのも、半分しか活かすことが出来ないのも、結局は扱う人によって大きく変わると思います。常に最大限の力を活用できるようこれからも日々取り組んでまいりたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

投稿者

渡邊

生産管理部 生産管理課

渡邊

生産管理部 課長。
海で波の音を聞きながらのんびりと釣りをするのが好きです

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