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2022.12.13用語

販促用語集 Vol.18 【ゴンドラ什器】【サイドネット】【角バー】

こんにちは。東京営業の柴田です。

 私たち業界特有の用語の意味について解説する「販促用語集」のVol.18です。
今回は、店頭什器に関する用語をご説明いたします。

なお、本来の意味合いと異なるケースもあります。ご注意ください。

「ゴンドラ什器」(三尺棚/さんしゃくたな)

ゴンドラ什器とは、店頭で商品を並べるために使われている棚のことです。ベースとなる商品陳列什器です。

(解説)
商品を陳列する為のベース棚で、スチール製の什器です。多くが白色ですが、まれに黒色のものなども存在します。
家電量販店・ドラッグストア・ホームセンター・スーパーマーケット・コンビニなど、幅広く店頭で使用されています。
棚板の組替えなどが可能で、汎用性が高くゴンドラ什器メーカー間でもおおよそ規格が統一されています。しかし、メーカーごとに微細な違いがありますので、可能であれば使用するゴンドラ什器のメーカーを確認することをおススメします。

基本的な横幅は約900mm強となり、そのサイズ感から三尺棚とも呼ばれます。(1尺が約300mmの為)

棚板はシェルフとも呼ばれ、棚板に取り付ける帯をシェルフテープと呼びます。
棚板を支えるパーツは、ブラケットと呼びます。

※シェルフテープは販促用語集vol6を参照してください。
販促用語集 Vol.6 【トップボード】【シェルフテープ】【スイングPOP】【仕切り】【フロアマット】

【主なゴンドラ什器メーカー】
「株式会社オカムラ」「タテヤマアドバンス(三協立山株式会社)(タテヤマゴンドラ)」「中日販売株式会社(中日什器)」「コクヨ」「株式会社ロイヤル」「棚橋工業」など

玩具売場、ベビー用品売場をもつ、日本トイザらスでは、海外の規格のゴンドラ什器が採用されております。
海外の規格は日本のゴンドラ什器の規格とは異なりますので、使用する場合は注意が必要です。(ハイゴンドラ・ローゴンドラ・バランスサイン・ロンチウォール等)

■「サイドネット」

・サイドネットとは、ゴンドラ什器の側面にあるネットのことです。

(解説)
ゴンドラ什器を設置する際に、エンド棚では、両サイドに、このサイドネットが設置されていることが多いです。
サイドにネットをつけることにより、関連販売品などを設置することができます。
定番棚に売場スペースの無い季節ものや、新商品などをハンガー什器や、ハンガーフックなどを利用してサイドネットに吊るすことで、商品の展開ができます。
その他、スパイスなどを展開する場所としても重宝され、スチール製サイドネット什器も「エンド脇什器」として使用されています。

紙製サイドネット什器、汎用サイドネット什器等、各社様このスペースを活用して新たな売場スペースの創出を目指して様々な工夫を行っています。
玩具売場では、大型のスチレンパネルを両サイドに取り付けて特設コーナーを作ることもあります。

※エンド棚・定番棚は販促用語集vol3を参照してください。
販促用語集 Vol.3 【エンド】【定番】【カウンター什器】【ハンガー什器】【フロア什器】

※ハンガーフックは、東具カタログをご参照ください
POPツールカタログ ハンガーフック12連

■「角バー」(かくばー/かどばー)

・角バーとは、ゴンドラ什器にスチールフックなどを取り付ける四角いバーフック(角パイプ)のことです。

(解説)
筆記具・文房具・歯ブラシ・化粧品・家電製品をはじめ、フックがけ商品を販売するゴンドラ什器では欠かせないゴンドラ什器用の拡張パーツです。
フックがけ商材コーナーは、商品密度が高いことが多く販促物を設置しづらいですが、スライドディバイダー等を利用して仕切りを作るとカテゴリーが明確になり、お客様にとっても見やすい買場作りが可能です。

基本的な規格サイズは、14×32mmになります。14mmの巾に引っかかるイメージです。

ひげそりなどの商品では、商品テスターを設置する際に角バーを利用することがあります。
ホームセンターでは、電動工具などを展示する為のパンチングパネルなどを設置するベースとしても利用されています。
デジタルサイネージ(電飾パネル)や、32インチモニターなどを設置するベースとしても使用されます。この場合は、金属製や樹脂製の角バー用フックが必要です。


※スライドディバイダーは、東具カタログをご参照ください。
POPツールカタログ スライドディバイダー

※パンチングパネル(パンチングメタル)丸穴等の穴の空いた金属製の板です。

最後に

今回は、店頭什器の中で基本的なものを紹介しました。

普段、何気なく見ているゴンドラ什器ですが、横幅のサイズが約900mm(90cm)ということをご存じでしたでしょうか?
そのため、紙製の販促物のW300mmで3個置くまたは、W450mmで2個置くことを想定しての設計が多くなります。
また、W900mmで販促物を作ると設置できないケースもあり、W890mm、W880など、若干小さくしなければいけない場合もあります。

店頭販促物はこのゴンドラ什器内で活用頂くことが多いので、ゴンドラ什器における「最大サイズ」を把握しておかないと、製造したが幅が大きくなり設置できないということにもなりかねません。(もちろん、奥行きも重要です。)


ゴンドラ什器メーカーとは別に、ゴンドラ什器周りで活用できる店舗備品を製造しているメーカーも多種存在します。
弊社(東具)も、ゴンドラ什器をベースとして既成品・半既成品という形で今回のコラムにでてきた、ハンガーフック、スライドディバイダー・エンド脇什器・モニター用の背面角バー用フックなどを利用した店頭販促のご提案をしております。


是非、【ゴンドラ什器】【サイドネット】【角バー】を活用して店頭を盛り上げて行きましょう。

投稿者

柴田

セールスプロモーション事業部 東日本エリア 営業チーム

柴田

多機能マウスを推進する営業課長。
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